THE JETZEJOHNSON ”hydrojenic” at MEGUMI OGITA GALLERY

新生ジェッジジョンソン一発目のライヴ、ということで、こちらもなぜかちょっと緊張しながら向かう銀座の夕暮れ。地下に潜る真っ白なギャラリーはひらひらと集う白い衣の人々と、そしてとっぷりと水気を含んだ映像が投影される。VJとライヴパフォーマンスの主従関係がすっかり逆転したような不思議な空間でした。すてきなおしゃれさん多すぎ。キャ☆バニーのみなさまセクシーすぎ。音とからだだけの表現に、身体の饒舌さをおもう。すごい。

そして初お目見えとなったザ・ジェッジジョンソンDJセットですが、思ってたよりずっとクラブ仕様だった。まあ、まさかブースでマイク持って歌い出すなんてことはないと思ってたけど、既存のできあがった楽曲を鳴らすんではなくて、断片的なトラックをその場で繋ぎ合わせて構築していくスタイル。バンド編成のジェッジでは鳴らせない、でもすごく「藤戸っぽい」音でした。フロアに媚売らない感じとか(ほめてるのだろうか)。

後半のアンビエントセットもとてもドリーミーで素敵だった。途中でMacBookProの電源さえ落ちなければ!まあ、機材トラブルはジェッジの華ですからね! しかしTraktor Pro+TR-1で、あんなふうにぐいぐい音のかたまりを作れるんだなー。手元と画面だけずーっと見てたいくらい(やめなさい)。さ、次回は9/20のバンド編成。こっちはこっちで、どきどきする。