サカナクション "SAKANAQUARIUM2012 CITTA' ALIVE" at CLUB CITTA'


(アンコールでご機嫌の一郎くんが「みんなカメラで撮れよ!ツイッターでつぶやいちゃえよ!」と仰ったので。今日だけのスペシャル!)

10年ぶりのクラブチッタは降って沸いたサカナクション。最近ついった経由で譲っていただいてばかりである(ありがたいことだ)。半分以上が公式ファンサイト先行だったようで、タオル巻きキッズがほとんどで開演前から熱気十分。

ツアー初日なので、あまり詳しいことを言ってしまうのはアレなのだけど、本当に素晴らしいライヴだった。前回の幕張メッセからリリースがない中での突発ツアーなのでどうなることやらと思ってたけど、悔しいことに予想の斜め上。新旧の楽曲取りあわせつつも、まったくベスト的/懐古的な雰囲気がない不思議。ひとつのシークエンスが終わるたびに「わー」だの「ぎゃーっ!」だの大騒ぎ。

あと、やっぱり1000キャパくらいの会場はいいなあ。ハンドクラップで地鳴りがするようなメッセもそれはそれで楽しかったけど、後方ブロックで楽しく踊り倒すのにはこれくらいのサイズが一番いい。(別にお姿目に焼き付けねば!という好きさではないし)小箱とはいえ、照明部隊も相変わらず容赦なしでしたし。後方から伸びるレーザーがとても素敵だった。

楽曲のことに触れ出すとキリがないしネタバレにもなっちゃうのでひとつだけ。「ネイティブダンサー」のハンドクラップ、もうステージ上で誰も煽らないし、出音としてはなにひとつ鳴ってないんだけど、会場全体がきっちりあのリズムを叩き出すのがたまらなく好き。この曲以外にも、いろんなところでフロアへの信頼を感じる。そう思えるライヴはなんとも幸せだ(こないだの小沢くんにしてもそう)。

すっかり盛り上がって、キリンシティで飲んだビールも美味しくて、あとはなんとかしてzeppのチケットを見つけたいところ。あのセットが練られて帰ってくる姿を見たい。