iのある教育と学習 at オペラシティセミナールーム


 今回のイベントは,確かにiPhoneiPadに端を発したものですが,それ以上に,これからやって来るタッチ情報デバイスに囲まれた世の中を生きる私たちが考えている教育や学習に関するイメージを交わす,長い長いコミュニケーションの始まりにしたいと考えています。
 だからこそ,まずは,純粋に興味関心本位で集まりましょう。iPadiPhoneについて話に花を咲かせながら,これから私たちが関わる教育のことを一緒に考えるつながりが出来たら嬉しいです。

@taromatsumuraにお誘いいただいて、たいへん魅力的なセミナーのパネルディスカッションに登壇してきました。登壇者のみなさまがながく情報教育を専門として研究されている方ばかりだったのですが、「とは言え実際の教育現場はどんな風になっているか」という実情を報告して、現場が直面している問題や温度差なんかを話してきました。やや愚痴めいた部分もあったような気もするけれど、まあそれはそれで。正直に。

全部合わせて二時間という時間制限があったので、本編で十分に話しきることができなかったけれど、終演後にたくさんの方にお声掛けいただけて、興味ぶかいお話やすてきな出会いもたくさんあって本当に良かった。やっぱり、現場にばっかりどっぷり浸かってしまうのはよくないなあ(むろん、逆も真だとも思う)。

それにしても印象的なのは、実際の催しが終わっても、まったく「終わってしまった感」がないこと。そもそもがTwitterハッシュタグで交わされた議論が発端のイベントで、事前から実況から事後まですべて #i4edu というタグが活発に稼働してるので、さらにつっこんだ議論や新しい展開に対する所感なんかが日々反映されてる。ある特定の時間や場所を束ねるためではなくて、継続的な「場」としてのハッシュタグの使い方ってこれまであまりしてこなかったので、新鮮。次回は関西で開催とのことなので、それまでずっといい場所として機能するといいな。

とかまともな事をいいながら「そこからジャンクション見えるよ」と言われて窓に張り付くダメっぷり。いや、でも、この眺めはすばらしい!