THEJETZEJOHNSON at 新宿LOFT

週に二回ロフトという(そして全くジャンル違い)珍しい一週間。本日はGood Dog Happy Men vs THE JETZEJOHNSONでした。文字数多いな、両バンドとも。

この夏、ジェッジは完全に夏ゴモリだったので実にひと月半ぶりのライヴ。ま、7月の前も同じくらい空いてたりしたので珍しい事ではないんだけど、なにぶんこっちが夏の間、糸の切れたタコのようにライヴだのフェスに行きまくっていたので、本当にお久しぶりな感じでした。壮一さんがさらに髪が伸びた&日焼けしてて、南国の王子みたいだった。ソファにばーっと女子はべらせてる感じ(失礼)。

7月はうたものメインできらびやかな印象のセットだったけど、またガラリと印象の違うセットでした。MCを挟んでぱきっとセクションが分かれるイメージ。幕開けは華やかに、ぐっと深く沈みこんで一気に跳ね上がるような。ジェッジの持ち味全部詰め込んだよう。ちょっと真ん中重たかったなー、って気もするけど。

久しぶりのステージのせいか、じゅにあ氏のぶっ飛びぶりが(いつも以上に)際立っておりました。セッティング変更終えて曲に行く時に「だーりん、いくっちゃ☆」なんて呟いてどうしようかと思った。しかもまだなかたんチューニング中ではじまらないし。言うならもっと思いきってキュートに!

Ridham Mのとき「懐かしい曲です」っていう前フリに大盛り上がりの人たちと、この曲知らないなーってキッズたちとで、それまでひとまとまりだったフロアがバラバラにほどけていくのが見えたような気がした。ふるい曲をやるってのは少なからずフロアの温度差を感じることが多いけど、ここまで如実に見えたのってなかった気がする。

それにのまれたか、中盤あたりでステージにもなんか異変が起きたようで、演奏までもばらばらになりかけて背筋が冷えた。あの曲大好きだし、しかも隠しミックスの方のアレンジなので最初こそ嬉しかったんだけど、最終的にはなんとか無事に終わって良かった、みたいなかんじだった。なんだったんだ…。

まあ、そのままゆるんだテンションで終わるわけもなく、ラスト三曲はガッチリもやいなおして畳み掛ける。ステージもフロアも完全燃焼してました。こういうとこ、ライヴ慣れした底力が発揮されますな。鼻先からしたたるくらい汗かいててびっくりした(思わず物販でタオル買った)。

ギター、あんなにメタルなかんじだったかなあとふと思った。えらく厳ついというか、早弾きというか。あと、ロフトはダンスビート的な低音の出し方があんまりハマらない感じがしたなあ。音は大きいんだけど、なんかちょっと違和感がある感じ。先週jake stone garage見た時のどっぱまりな感覚とは全然違う。面白いわ。

(CONTINUE?) / Quadra / Dancetek / for the Right time
Pixelstorm / Cook it / 02mixed louder
Ridham M / 陽のあたる場所へ / HEADLINER OF THE YEAR / CONTINUE?

終演後、すごく久しぶりにロフトのオムライス食べた。ふわふわたまご?ドミグラスソース?こだわりのおおぶりの具材?…そんなもん知るかー!こちとらケチャップで絵書くんじゃー!って気合いぶりが全然変わらない愛しいお味でした。ラヴ。

あ、実はグッドドック初めて見たんですが、呑んだくれてお財布がすっからぴんになって嘆き倒す曲がとても素敵でした(っていったら「…ああ、そうだねえ」って冷たい顔された)。というか、後半になればなるほど好みだった。もっとしゃらっとした、お洒落なバンドだと思ってたんだよね。ドラムのひととサポートギターのひととヴォーカルギターのひとを練金すると、藤戸じゅにあ的なひとが出来そうな気がした(苦情は受付けません)。