LIVE MUSIC ism-KICKOFF EVENT DAY#1 at 品川ステラボール

久々のザ・ジェッジジョンソンだ!と思ったけど、たかだか一ヶ月あいただけなのよね。製作期間にも関わらずコンスタントにライヴをやってくれるのは嬉しい。

「品川ステラボールはけっこうな横長」と聞いてはいたけど、通常ステージのカミテ壁側にぽこんとQUEぐらいのステージが出来てるのは驚き。異種格闘戦にも程があるブッキングもメイン/サブに分かれていると思えば、まあ納得。ジェッジはサブステージのトリでした。ギターウルフセイジさんがマイクスタンドに強烈なミドルキックをお見舞いしてる最中に(マイクの悲鳴が聞こえたよ…)黙々とジェッジチームがセッティングをしてる、というのはなかなかない経験です。

今日は珍しく精彩を欠くステージだった気がする。25分弱という短い持ち時間のせいか、やたらアンバランスに聴こえた音づくりのせいか、ちょっとしたトラブルから持ち直せなかったせいか。あっという間に終わってしまった。
いつもどおりCONTINUE?で入場。わあっと沸く歓声に嬉しくなる。ヘッドライナーの冒頭、出音のバランスがバラッバラで、目の前で弾いてるにもかかわらずカラオケ見てるような気分になった。面白いな。一曲終わりで曲間空くの珍しいと思ったら、"陽のあたる場所へ"じゃなかった。うお、斬新。 "for the right time"の中盤で、藤戸ギターのワイヤレストランスミッタがストラップからはずれてぶらんと落ちる。びっくり。なにを思ったかシールド抜いて投げ捨てる姿に二度びっくり。それじゃギター鳴らないよ…。

結局間奏で拾って、曲後にガムテで応急手当してもらってたけど、トラブルってどこからでも起きるのねえ。その後も曲と音色間違えそうになったり(照れ隠しなのかオーパス&メイヴァースのフレーズ弾いてた。だからツンデレだと…)、Dancetekの言葉乗せがちょっと妙だったり(リズムとピッチがフルコントロールされてると知ってから、ずれたらどうなるのかずっと気になってた)、CONTINUE?の歌入りが危うかったりしてました。ぽかーん。

とかなんとか言うのも終わって冷静になってからなんですが。その場の雰囲気はしっかり楽しんでいたのでした。けど、なんだか悔しいというか、口惜しいというかね(どうも湿っぽいな)。肩すかしを感じるのはいつも多大な期待をかけてるから。たまには、ね。

Dancetekのイントロ、ドラムフィルからリフに入る瞬間、じゅにあ氏が逆光スポットの中で綺麗に足を畳んで跳んだ絵が脳裏に残る。重なる音がふっと途切れるあの一瞬は、いつもジェットコースターのてっぺんでふっと腰が浮く時を思い出させるのよね。さ、あとは7月までお預けだ。


HEADLINER OF THE YEAR / for the Right time / Dancetek / CONTINUE?

メイントリのム/ッ/ク、異文化コミュニケーション的な意味で衝撃の連続でした。いわゆるV系バンド見るのも初めてだし、ツインバスドラが鎮座ましましてるのも初めてだし、生ヘドバン見るのも初めてでした(首がしんぱい)。しかもすごい人気なのね。オンガクの世界は広大だわ…。