デザインフェスタ vol.29 at 東京ビッグサイト
むかし手伝っていたレーベルのひとが出展したときに、店番で行って以来、たぶん8年か9年ぶりのデザフェスに行ってきました。あの時は、はす向かいで小宮山雄飛がCOMPUTER Tなどを売りさばいていたのだった。「うわあ、人集め過ぎ…」とか言ってた。なつかし。
定額給付金を一番有効に消費するのはきっとこういう所に違いない。財布のひもはゆるめで（まだ申請したばっかりです！）うろうろ見て回る。買ったものいろいろメモ。
- DIPスイッチのピアス
工具／部品転用モノってどうもあざといものが多くてあんまり手を出さないのですが、これは控えめでかわいらしい。こんなんハンダづけしろっていわれたら逃げ出したくなるくらい狭いピッチの足がキュート（なにを言ってるんだ）。
- 文庫本：東京勿忘草子 http://hanauta-bunko.com/
エゾでご一緒したおねえさま（と、言われて気付いた）。あらすじというよりも、完璧な新潮コピーの「インディーズ文庫」って体裁に魅かれたといってよい。いちごのブックマーカーも一緒に買ったはずなんだけど。ど…。
- ガラスうつわ http://oirokoubou.com/
ちょうかわいい！ちょうかわいい！ひとつ600円という値段を見るに、既製品に手書きペイントか。イラストものはちょっとラブリーすぎるんだけど、おはなモチーフのものはどれもとてもよかった。あー、小皿も買ってくれば良かったなあ。
- DATSU http://www3.plala.or.jp/osen/datsu/
やばい、ひとめぼれ。ほどよい重さとニスのつやつや具合がたまらない。ものすごい数飾ってあったけど、パッケージまで全部てづくり。その場で「なんか持たせますか？」って描いてくれる。これで300円って絶対原価計算してないわ。もうひとりほしい。
あと、外のステージで演ってたフラミンゴミルクというバンドが良かったなあ。Nord Leadがセッティングされてる、というだけで見に行ったんだけど（笑）いわゆるクラムボン編成で、ヴォーカル嬢が伸びのあるいい声してた。まだホント若いバンドみたい。月見ルとかでやってるのかー。http://www.flamingomilk.net/
中身のクオリティは好き嫌いあるからおいておくとして、全開に比べてすごくモノ自体の品質が上がってる気がする。小ロットの発注がとてもやりやすくなったんだろうなぁ。アイロンプリントのTシャツとかもうないもんね。それにしても、いろんなひとがいろんなもの作ってんだなぁと感嘆。「刺激を受けた」っていうとなんかちょっと違うんだけども、いろいろ考えることはおおかったです。経験値。
