THE JETZEJOHNSON at 新宿tower records インストア


式が終わったらとっとと出るつもりがいろいろ捕まってしまって、集合時間どころか開演5分前に滑り込む。カミテのスピーカーがモノリスのように立ちはだかって、中沢氏とじゅにあ氏の手元しか見えません…。普段は見ることの出来ない要塞(冷蔵庫ほどもある機材ラック)の裏側とか、PA氏の巧みな微調整ぶりなんかを楽しみました。とほほ。

新宿7Fインストアは店頭の片隅で行われるので、基本的にアコースティックライヴなんだけど、ワイヤード・ロックなジェッジがアンプラグドなライヴをするわけもなく。ビート感抑えめ/歌ごころ満載のしっとりした楽曲を、いつもよりメロウなアレンジで演る、という構成でした。中沢氏は足元まで含めていつもと(たぶん)一緒、壮一氏はエレアコ+アンプコントロール用にMacBook、じゅにあ氏はシーケンス用にMacBookPro+珍しく手弾き用にKORGのNano Key(たぶん)。手弾きとは言っても使ったのはAmyのシンフォニックなフレーズだけだったか。片手に載せて弾く様はピアニカのようでかわいらしい。

激烈にローテンションなじゅにあ氏、それをカヴァーするようにきちんとしゃべる中沢氏、言葉少なに適切なツッコミを入れる壮一氏。終始なごやかな雰囲気でございました。今回のアレンジはすべて壮一氏の手になるものだとか。「それ、バラすのか!」と恥ずかしがる姿もまた珍し。

恒例の機材トラブル(ぇ)、本日は「シーケンスデータがループして間奏が終わらない」でした。トラブルと言うより、じゅにあ氏がマクブク上にNano Key置いた時にどっかクリックしただけのような。トラックパッドの上にものを置いてはいけません…。

購入者参加のイベントだったので、前方にいた人たちはみんな曲を知ってるひとたちというわけですが、通りすがりのひとたちはどんな風に聴いてたんだろうなあ。あのライヴを見てCDを買っていったひとが、1曲目を再生した途端ジャケットを二度見するに30ペソ。レコ発イベントのくせに意地の悪いこと。ちなみに来場者特典は20milesのtower mixでした。アルバムに収められているものよりぐっとラフで、習作といった感じ。今日のアレンジはこっち寄りだったか。

まったくの余談。なかたんの脇の壁にモニタが埋まってて、そこでずーっとビークルのお面が踊ってるのが気になってしょうがなかった。ヒダカめ!

SAY YEAH / 20miles / Amy / 百年の花