THE JETZEJOHNSON J-WAVE "LIVE SUPERNOVA at 渋谷O-nest

『今日のNESTで、藤戸じゅにあはDancetekブレイク前の決めゼリフこと、"You Found the Brilliant Star?" を "Video Killed the Radio Star!" と歌った。イエスかノーでお答えください』

…いや、たぶんノーなんですけど。まず音節合わないし。そして流石に番組収録ライヴでそんな無茶しないだろ、メジャーアーティストさんは。たぶんBrilliantがちょっとだけRadioに近い音に聞こえてそこから2拍前の耳経由の知覚が騙されただけの話。だけど、あるいは彼ならやりかねんとか一瞬思って面白がる自分がもうダメ。

というわけで、多大なる人海戦術の末に引き当て(てもらっ)たハガキを手にnestへ。ちょうど2番手School Food Punishmentが始まるタイミングで滑り込む。音源からのイメージだと結構好きだと思ってたけどなーんかしっくりこない。シンセとかギターの音色がとおりいっぺんで面白くないからかなあとか思ってるうちに終わってしまった。あああ。ベースは結構好みだったなあ。ひさびさに楽器を抱いて弾くタイプのベーシストを見た。

で、個人的には今年1発目のジェッジ。ちょうど壮一さん前くらいで、久々に転換からまじまじと見る。要塞はシモテ側に戻ってたけど、センターよりさらにシモテ寄り。シモテ向きの方が、ボコーダーのヴェロシティ弄ってみせるサマが絵になるからいい。ジュンもいつもよりカミテ寄りで、4人が前後しながら均等に並ぶセットでした。去年の末に2回ほど要塞がカミテ向きだったのはもしや事故ったじゅにあの首のせいか、と思い当たる。

Vitalogy / 02mixedlouder / Dancetek / Tide of Memories / 陽のあたる場所 / HEADLINER OF THE YEAR

いったんハケて、新しい音源からとおぼしきSEで入場。ヴォコーダーづかいの重ための曲から入るのは顔見世興行の定番か、と思って聴いてたら、声がきこえなーい!埋もれ過ぎ!パニッシュメントの時から、やたらドラムとベースを前に持ってくるクセのあるPAだと思ってたけど、だからってヴォーカル埋めるな!02mixedlouderでは藤戸ギターが火を噴いた(光った)のに、ギターもちっさいし。泣ける。壮一ギターは指先で聴かせるエフェクトも含めてそれなりに聴こえるんだけど。もどかしいなあ。

そして、なんで最近のDancetekはあんなに遅いのか。だーんだーんだーん♪は普通なんだけど、リフからが妙に重ったいの。DJで使うときなんてむしろBPM突いてるくらいなのに。踊れないよ!同期モンなんだからジュンのせいってわけでもないだろうしなー。謎。

「ここにいる方はすごい倍率をくぐり抜けて当選された方ですか?」なあんてやたらと礼儀正しく、かつウィットの訊いたMCを挟んで(逆に不気味…)日本語うたものをふたつ。Tideはいつ聴いても背筋がピンと伸びるね。陽のあたる場所、myspaceでも聴けるようになってるせいか、サビとかで腕があがるあがる。なんかちょっと、ゾクっとした。

ラストはアルバムのアタマを飾るHEADLINER OF THE YEAR(なんつうタイトルつけるんだか…)。ハンドクラップを煽るイントロにかぶせて「ザ・ジェッジジョンソンでした、きょうはありがとー!」なんて言って、ハンドマイクで歌い倒すじゅにあっていろんな意味で衝撃的だ。てか、笑った。音源ではオクターブで重ねてる部分をどっちのキーで歌うか迷い気味だったりとか(高い方が映えるな、と思った)、フロント2人とのフレーズの掛け合いとか、ハンドマイクなのにずっと横向いてたりだとか、まだステージでの魅せ方がこなれてないのも新鮮。びーだっしゅ、びーだっしゅ!(ホントにこういうフレーズがあるのよ)

センターマイクになってからは、ボーカルが埋没するかんじもせず。(ギターはずっと埋まってたけど…。光ってたのに…)終演後はすっかりふぬけてましたけれど、今日は出音がもったいなかった。メンバーすごくいい顔して演ってただけにさ。火曜日のプレツアーファイナル@リキッドに期待。ていうか、今日の収録のオンエアは明日25:30からだそうです!はやい!