"I Wanna Tell You!"

MORI LOG ACADEMY 10 (モリログ・アカデミィ 10) (ダ・ヴィンチブックス)

「教えてもらえること」というのは、つまりは「メディア」なのである。わかりやすくいえば、それは「道具の使い方」なのだ。それを知っていれば、自分の自由のために、面白いことができる、楽しいことに遭える、という手堅い手法を伝授するのが教育である。(中略)しかし問題は、どんな面白さ、楽しさがあるのか、という点である。ここが実は学問のコンテンツなのだが、それを知っている、あるいは得ている大人がそれほど多くはない。(中略)学校の先生は、そのコンテンツを持っているだろうか?
たとえば、先生がなにか夢中になって研究をしているとか、そういうのがコンテンツである。子供たちに上手く説明ができなくても、本当にコンテンツを持っていれば、子供たちにそれが伝わる。大人や社会は、そんなコンテンツを子供に見せることができるだろうか?

tamekkoせんぱいがモリログアカデミィ10から書き抜いていたのを見て「ああ、これは前にメモしたぞ」と、記憶の引き出しから引っぱり出す。

この仕事を始める前に「教師は最強のクリエイタかもしれない」と思っていたのはわりと間違いじゃないなーと感じているのですが、無論思うがままに育てられるわけじゃない(当たり前)。ということは、いかに自分が好きな事を全力でやってるかを見せつけるのがキモになるわけで。授業内容にそれが反映されているかどうかは謎だけど(えー)、放課後のさまざま(部活とか、添削とか、人生相談とか)に関しては結構うまく行ってる気がする。まだまだだなー。