仕事の学校 2008

そろそろ決めなきゃいけない将来の進路。
理系?文系?就職?進学?学部は?資格? 好きなこと?得意なこと?何から考えて、何を決めたらいいのだろう。将来の夢を考えて、進路を選ぶと言われても、正直あまりピンとこない。仕事の学校は、そんな思いを抱えた高校生が全国から集まって一緒に考えます。あなたの「夢」と「仕事」と「社会」、そしてあなた「自身」のことを一緒に考える場、それが仕事の学校です。

1月に報告書を読んで、じたばたじたばたしていた「仕事の学校」ですが、2008年度の開催にあたりスタッフとして参加させていただくことになりました。アクションを起こしたのは自分からなのですが、なんていうかびっくり。向こうのフットワーク、軽!

先頃ミーティングにも参加してきたのですが、とにかく熱いオトナの集団でした。本業はそれぞれ違う分野なのだけど、「はたらく」ことに関する意識や、それをこどもに伝えようとする気持ちの強さだけで集まった集団なので、えらくパワフルなんだよなー。ひさびさにちゃんとした「会議」に参加した気分でした。学校って組織は、良くも悪くも非常にヌルい。

今年度は、西村佳哲氏も実行委員に加わるとのこと。…そう、「自分の仕事をつくる」の著者であります。この本を胸にいだいて仕事を始めた身としてはじたばたどころの騒ぎじゃない。教師っていう仕事に対しても、「はたらく」ことに対しても、あの頃とはずいぶん気持ちの持ちようが変わってきたけど、だからこそもう一回チューニングできる機会が持てたことはとても幸せ。集まってくる子どもたち以上に、自分がたくさんのことを学ぶ期間になりそうです。

てなわけで、「仕事の学校」はただいま参加者募集中です!ここを読んでるひとのなかに、高校生はそんなに多くなさそうだけど、まわりに悶々としている高校生がいたら、ぜひ薦めてあげてください。高校の夏休みに一切受験勉強をしない1週間はとても長い時間かもしれないけれど、たぶんその先ずっと大事にできる目印を見つけられると思うんだ。詳しい内容は以下のサイトで。

■大学の先にあるコト、受験の前に学ぶコト。「仕事の学校」