西方浄土への旅 5(直島:ベネッセミュージアム)


とくに貧乏旅行のつもりではないのに(だったらこんなとこ泊まれない!)結果的にいちばんお高い食事がここの朝食ビュッフェ?2,000でした。なんだかなあ。しかし美味しかった!4年前に来たときと同じテラスレストランで、おんなじような朝ごはんをいただく。日本のあちこちに「お気に入りの場所」が持てるなんて贅沢なことだ。かぼちゃに挨拶して部屋に戻る。



チェックアウトって何時だっけ?と言いながらのんびり支度をして(11:00を過ぎても何も言われなかった…)ミュージアムへ。わー、お久しぶり!こないだ来た時は日が落ちた頃だったので、ずいぶん雰囲気も違って見えて。「100生きて死ね」は夜の方が抜群にいい。逆に「天秘」は寝転がって青空を仰ぐほうが心地いい。日の移ろいを感じられる建物はいいね。ショップでおつかいの用事を果たして、バンザイにもご挨拶をしてミュージアムを出る。次の目標はOval棟宿泊、だなあ。がんばろ。

ぐるりまわって、連絡バスの時間つぶしに「文化大混浴」と浜辺をぶらぶら散歩。黄色と黒のボートまで貝殻を拾いながら歩く。内陸育ちで夏の海しか知らなかったから、ピンと張りつめた冬の海はその厳しさも含めてとても美しい。瀬戸内の海はまたいっぷう趣が違うしね。戻り足、道ばたで大きく手を振ってバスを止めて(おっちゃんありがと!)地中美術館まで。