西方浄土への旅 8 (宇和→岡山→新横浜)


あかいかぼちゃにお別れを告げて直島を離れる。またくるよ。宇和で捕まえた電車は直通の岡山行き。ラッキー。ぐっすり寝入って一瞬で岡山着。おお、都会だわー。金剛杖が悪目立ちします。
讃岐風いりこだしが買いたいな、大阪で旭ポンズ買い忘れたのは痛いな、とエキナカのスーパーへ。やっぱり関西地区を外れると旭ポンズはないねえ…と言いながら「ほら、ホントに白身魚ばっかり」と鮮魚売場を眺める。…あ、あった!なぜか「鮮魚」のラベルを貼られた旭ポンズが!きゃあきゃあ騒いでいると、店員さんが「あ、好きですか?」と声をかけてくる。

なんでも彼が大阪の出身で、どうしても鍋にはかかせない!と自ら車に積んで買い付けてくるそうで。「そんな好きな人に買ってもらえて嬉しいわー」とニコニコ。うん、ワタクシもまさか岡山で買えるとは思いませんでしたよ。ということで、年明け一発目の鍋はプレーンな水炊きにしましょう(参加者募集)。

ままかりのお寿司だのばらずしだの買い込んで新幹線へ。ごはんどころも教えてもらっていたのに、直島にゆっくりいすぎたせいで間に合いませんでした。しくしく。三日かかってたらたら移動してきた距離を、三時間でびゅーんと戻ってくる。早い!新横浜からはタクって帰宅(引っ越してほんとうに良かった!)

人々の信仰とか伝統とかとかいろいろなものを感じた旅でした。それにしても出会ったひとはひとりのこらずやさしかった。ありがたい。またいろいろ考えるトリガができました。ふう。