最近読んだ/買った本
手に取った本は値段を見ないでレジまで直行、という悪い病気にかかってしまった。ホンゲル係数が高すぎるよ…。
- ウェブ人間論 (新潮新書) / 梅田望夫, 平野啓一郎 … とりあえず買ったよ、と各方面にプレッシャーを。ウェブ進化論は、感想エントリの一文が新聞広告に掲載されたりして個人的にもかなり話題の書(笑)だったのです。二月の自分のためにも、丁寧に読んできちんと感想を書いておこう(宿題)。しかし年内にコレを刊行したセンスは流石ですな。
- 直島 瀬戸内アートの楽園 (とんぼの本) … 丁寧な直島ガイドブック。4年前に行った時とはずいぶん変わっているようで。今回はパオ亡き後に立てられたParkに泊まれることになったのでとても楽しみ。タレルの夕暮れに間に合うといいのだけど。
- ピタゴラ装置DVDブック1 … しまった、amazonで買うとずいぶん安いでやんの!20分間世間から隔絶される魔法のDVD。ぜったい口開けて見てるね。うん。
- small planet―本城直季写真集 / 本城 直季 … ミニチュアのように風景を切り取る写真家。ずっと気になっていたけど、2週前のトップランナーで人となりに触れたらどうしても欲しくなってしまった。いつまでも眺めていられる不思議な世界。うわ、解説マサピコさんだ!
- 文章読本 (中公文庫) / 三島由紀夫 … いまさらはじめて三島の文章読本を手に取る。こっちもこっちで読みでがあるわ。
- 一神教の闇―アニミズムの復権 (ちくま新書) / 安田喜憲… 小論ネタでひっかけて読もうと思ったけど、昨日の中沢新一話でずいぶん整理されてしまったのでしばらく積ん読の予感…。
新潮社の新雑誌、yom yomはとてもよかった。「読書好きなアナタへ」とのコピー通り、余分なものがまったくない文芸雑誌。目次と本文と執筆者紹介以外のコンテンツはひとつもない。編集後記さえも!既存の文芸誌ってどうも「文壇好き」なひとが好きそうな部分も多くてちょっと苦手だったのよね。100%オレンジの挿画もかわいいし。このままのカラーで長生きするといいなあ。