PLATFORM 5 / Small Circle of Friends

クラムボンのカヴァーアルバム、Lover Albumに納められた 波よせて を聴いていたら、とてもクラムボンらしいカヴァーなのに、一方であまりにもSCOFの空気が濃厚だったのでひさびさにCDを引っ張り出してみた（エンコードされていたのはなぜかHighway 75だけだった）。

このアルバムは初めて手にしたSCOFの作品で、それ故に聴いたときの衝撃が忘れられない。ちょっと緊張しながらハイラインで購入したことも覚えている。

ヒットチャート追いかけまくり時代→スパイラルライフが好きすぎて視野狭窄時代（うわ）を経て、雑多なオンガクをざくざくと聴き始めた時期だったので、歌謡曲でもごりごりのロックでもない、メロディとことばが折り重なって出来上がっていることにとても驚いたのでした。ソウルセットとかを知ってればまだ違ったのだろうけど、GBだのB-PASSだのPATI-PATIだのしか情報源のない地方高校生にゃあ敷居が高かろうよ。MUSIC PILOTよ、ありがとう！

おそらく数年ぶりに聴いてもリリックのほとんどを口ずさめるのに驚いた。よっぽど熱心に聞いてたのだなあ。今どきのすこし湿り気のある空気に良く馴染むので、lover albumと織り交ぜてしばらく聴こうと思う。あ、ちなみにわたくしサマーヌードはオッケーだと思います。ええ。