定番 はじめます

定番 (あたらしい教科書 4)

この本をぱらぱらと読んだら、これは自分でも書かないと意味がないものだ、と感じた。この本に書かれている「定番」のなかで、ワタクシの定番でもあるものはたったふたつ、サッポロ塩ラーメンとヘンケルスの鋏。あとは目にした事もないものであったり、憧れの品であったり。

そこに距離があるのは当然だけど、自分の身から遠い品々にも総じて素敵な印象を受けた。なので、まえがきにある定番の定義にのっとって、自分なりにいくつかの品々をテキストにしてみようと思う。最近気合いのカケラもない口語文と、自分でも可笑しくなるような先生口調の文章しか書いていないのでね。練習。

 今回、私たちは定番の教科書を作るに当たって、「定番」の定義を以下のように捉えました。
 ひとつは、長く愛していけるものであるということ。そのために、使い勝手の良さや耐久性などの機能性をクリアしていること。自分の中で普遍的な価値を持つもの。そして、納得できる品質の高さや適正な価格。消耗したり、なくなっても繰り返し買える、すなわち使い続けられる環境にあるもの、というのも重要なポイントと考えました。