神は細部に宿る

EIZOブランドのテレビ,FORIS.TV の製品発表会に行ってきました.デザイナはもちろん川崎和男氏で,彼のデザイン話を聞きに行ったようなもの.氏の著作である『デザイナーは喧嘩師であれ』にものすごく影響を受けて高校の進路調査に大真面目に「名古屋市立大学」と書いていたのはもう8年も前の話.

昨日の プレスリリースの記事 も見て「おおお」と言っていたんだけど,まさかフロントのパネルがパンチング加工だとは思わなかった.すげー.細部(たとえはDVDのローディング部分とか)までぬかりがなくて「これがかわいいのなんてもうこどもがかわいいのと同じですよ!」とのたもう氏の言葉にもうんうんと深くうなづける.

氏が「神は細部に宿る」っていうと ほんとうにほんとうに説得力がある.なんつうか「デザインできます」なんて畏れ多くて言えない,まじで.237,800円は確かに高いけど,このクラスの他社製品が15〜25万だと思うと(出せる人にとっては)さほど高くもないみたい.そうかそうか….とりあえずフローリングの部屋に引っ越してからだ.畳だと倒れる(笑).

ガード下の飲み屋でいっぱい引っかけて帰る.酔いどれで大声出してるおっさん達のパワーは有効活用できないもんか,としばし議論.