第4回ニッポン建設映像祭 at 森美術館「メタボリズムの世界都市展」

というわけで本日のメインイベント。展示を1時間で見ようなんて到底無理よ、と言われていたので(確かに…)全体のようすをざーっと見てまわる。昨日実物を見た、千葉県中央図書館の図面や模型を見て「ほんとにこんなに作っちゃったのだな」としみじみした(というかメタボリズムの建築ってほとんど「うわあ、良く作ったなあ」て感じよね。誤解を恐れずに言いますけど)。

今回のニッポン建築映像祭は、展示の関連イベントとして開催されるという事もあって、まさに「さっき見た図面が実際にできあがるまで」の映像なので、ほんとうに面白かった。4本それぞれの映像がどういった視点から撮影&編集されているかという違いもくっきり見えたし。企業の論理とか、技術や合理性をどう強調するかとか。

本編終了後に、おまけに放映された鳶の親方の「ある一生」が、それを全部ひっくり返すようなないようでまた良かった。「東京であんたらスジ引いとったらええけどな、なんぼトビ言うたかて羽は生えとらせん」て。最高。(UCFAでは、どこかの倉庫に眠っている記録映像を探しているとのこと。詳しくはこちら→ニッポン建設映像祭

麻布十番の名店にて、しめさば&まぐろブツに舌鼓をうちまくる。日曜日の続きみたいな、いい夜。