『視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション』展 at DIC川村記念美術館

興味あるけど葉山遠いなあと思ってうかうかしてたら、もっと遠いところまで行くことになった…。うっかり近場で行きそびれたひとたちが、10人ばかり集まって佐倉まで。京成上野8:45集合ってそれだけでもう泣きそう(ふらふら)。

電車とバスを乗り継いで2時間弱、山の中とてもすてきなところでした。オープン前に無理やり入れてもらったレストランはとても美味しかったし、最高の天気のもと芝生で駆け回るのも、悠々としている白鳥を眺めるのもとても楽しかった。まだ展示見てないうちにはしゃいで息切らす大人げないありさま。

この美術館についてほとんど知らないままに行ったのだけど、常設展もすばらしかった。コレクションの立派さもさることながら、作品のためにつくられた部屋がいくつかあって、そこがもう。右側と左側でまったく景色の違うあの部屋に住みたい。

モホイ=ナジ展も、思った以上にボリュームのある展示ですっかり満喫。この辺の人や活動って全然系統立てて学んでこなかったので、自分の中では想像もつかない人や出来事とリンクしたりしていて面白い(たんに不勉強なだけですが)。帰りがけにかまきりこさんを見つけてはしゃぐ。かわいい。

千葉まで戻って千葉県中央図書館へ(これは、あしたの予習)。見方を知っている人と見ると、なんとなく目にしていたものが、まったく違うものに生まれ変わるような感覚があって楽しい。かたちだけじゃなく構造とか。構造のための工法とか。面白い。

東京駅まで戻って、なぜか数人増えつつたっぷりおしゃべりして呑む。愉快で居心地のよいひとびとであることよ。