ぶらり

自分の腕の中でうとうと眠りに落ちて、一息ごとに力が抜けて重たくなっていくのをぼんやり感じること以上に幸せなことなんてあるわけない。…人生最大に猫が飼いたくなった朝でした。なんでわざわざ啼いて起こして抱き上げたら即寝るのよアンタ。色男にも程があるわよまったくもう。かーわーいーいー!

そんなわけですっかりお世話になって宅を出る。毎度の事ながら、生まれ持った肝機能に感謝するしかない。ビール→ハイボール→日本酒→紹興酒→ビール→チンザノ→ワイン と朝方まで飲み明かしてもケロリと大丈夫だなんて、我が中身ながらほんとうにえらい。えらいぞ。瓶ごとゆでた紹興酒、美味しかったなー。

なんだか家に帰りがたくて、長期休暇中の学生みたいに街をぶらぶらする(まあ、間違いじゃない)。結局は古本屋とレコード屋で散財するのもむべなるかな。