首都高メルマガ講座:横浜環状北線の建設現場を学ぼう

前回は、まだがらんどうの立坑をめぐって工事の全容を見てきたのですが、今回はいよいよシールドマシンの組立作業の見学!たった3ヶ月でこんなにも風景がかわるのか(上の写真、大山さんのこの記事の真ん中にあるところ。想像を絶する大きさと緻密さですすめられている現場はほんとうに新鮮でおどろきがいっぱい。

見学解説の中身とか質疑などはこまかくtweetしてたので、togetterにてどうぞ。

面白いなあと思ったのは、「シールドマシンを早く動かしたり、機械のパワーをあげるのはお金をかければなんとかなる。でも、そのあとの土の処理やセグメントの組み立てなんかのオペレーションをきちんと考える方が重要」というくだり。

今回の工事は、結局5km以上ベルトコンベアを使って鶴見川対岸の仮置き場まで持って行く。わざわざ対岸に仮置き場をつくるのも、周辺住民への配慮とそのあとダンプに乗せて運びやすくするため(本牧の埠頭整備に使われるそうだ)。掘りの誤差何センチという精緻な世界と、大量の土砂をダンプで運び出すパワフルさの両方が連動して進行しいるのはとても興味ぶかい。当たり前といえばまあそうなんだけど、現場のひとの声を伺うとあらためて感服する。

「動き出したら片道徒歩2時間ですよ?」と言われたけど、動いてるところ見たい。ぜひ見たい。次回企画にちょう期待。