「鹿島の春」バスツアー
工場萌え憧れの地であるところの、鹿島工業地帯に行ってきた。超一流のナビゲーター諸氏と、ゆかいななかまと34人で。観光バス貸しきって。
鹿島はなにぶん公共交通機関が不便なところで、そこからさらに工場地帯へアクセスするのはなかなか骨の折れること。前回の荒天川崎工場バスツアーのあと、いっぱい引っかけながら「よし、みんなで行くか！」と @sohsaiが力強く宣言したのがそもそものはじまり。で、10日前になってバス係のお役が回ってきたしだい。ええと、もっと早く言って！自ら「びんわんゆうのうひしょ」を名乗ってもろもろ手配しました。部活合宿手配の経験がこんなところで活きるとは思ってなかった。人生に無駄なんてひとつもないぜ！あと、twitviteちょう便利。
9:00に日比谷に集合して（この間に下克上を果たし、総裁を襲名）バスで一路鹿島へ。いつもは最後になる参加メンバの自己紹介が、最初でゆっくりできたのでうれしい。いや、ほんとみんないろんなことに興味持ってガンガン行動してる。すごい。おもしろい。食べ物だのアルコールを摂取しながら、渋滞に巻き込まれることもなく到着。
ちょっと空が曇ってるのが残念ながら、鹿島港遊覧船「ユーリカ号」へ。もちろん貸切！いい大人が本気ではしゃいでるのを船員さんに苦笑されながらも、あっという間の45分間。これ、次回貸切る時は連続2回まわしにしよう。そうしよう。
てきとう過ぎるデザインの展望台も満喫。高いところってそれだけで楽しい。わーい！
ファミリーマートに観光バスで直付けする、という新鮮な体験ののち（地方ってほんと駐車場が潤沢よね…）北側の製鉄所エリアへ。みんなもう夢中。そんなGメンみたいに整列して望遠構えなくてもいいのに（後ろから見るとこう。フォトジェニック過ぎる）
公園のなかを通って、ぐるり岸壁まで回り込んで、対岸の（さっき船上から見た）塩の山をながめたり、陸テトラの整列ぶりにうっとりしたり。
かるく3時間ばかり散策して、また同じファミマに寄って（帰り道ですか？と訊かれたらしい）、夕暮れを待って南側の化学プラント群へ。
すばらしい光景に、しばしことばを失う。「夕暮れはいいよ」と聞いてたけど、まさかこんな角度で製鉄所に日が沈んでいくなんて知らなかった！ろまんちっく！ああ、こんなにゆっくり落日を見るの久しぶりかも。
工場はもちろん夜景も素敵。観光バスの背丈を活かして、きらめきはじめた化学プラントをぞんぶんに観賞する。うつくしい。
夜景って本当にむつかしいのなー。自らの根気のなさを呪いつつもう二ヶ所ばかりめぐって、予定時刻を大幅に過ぎて帰路につく。帰りはドライバーさんが気を利かせて湾岸線経由にしてくれて（というか、てきとうきわまりないルート設定にもかかわらずすごく融通きかせてくれた。そのうち「こっちの方がよく見えるんじゃない？」と言い出す始末。次回があるならぜひご指名したいナイスガイでした）、ジャンクションの美しさも十分に味わって、予定よりちょっと過ぎたくらいで帰還。おつかれさまでした。
初の鹿島、わいわい大勢で楽しめてほんとうによかった。そして工場萌えの立役者たる大山さん＆石井さん＆やましんさんのナビゲートぶりにも感謝。素人じゃ今日みたいなコースどり絶対無理。ありがたいことです。また行こうねえ！
夕暮れパノラマ。うっとり。
