けたかかり長といく高尾梅まつりツアー「ジャンクションもあるでよ 」

@kakuyodo氏主催の、八王子JCT＆高尾山梅まつり＆多摩モノレールツアー（ツアー詳細）に行ってきた。いや、というか、ふつうにハイキング。「合ハイ」ですよもう。おてんきも良くて楽しい一日でした！

高尾山ってリフトやケーブルカーでかんたんに登れるので甘く見てたんだけど、降り口によってはそれなりに真っ当な山なのね。まずは展望台からJCTを眺めて、（この写真を撮った時点で、トンネルの上まで歩いていくとは想像も付いてなかった）ここから2号路を通ってぐいぐい下る。先日の雪のせいもあって結構コンディションが悪かったけど、まあ山道ってなぜかテンションあがるよねえ。突然現れた滝と、そこで水行している白装束に驚いたり。

下りきって視界が開けたとたん、目の前にはあまりに巨大な工事中の橋梁が。いや、これは正直ちょっと衝撃をうけた。「構造体としてかっこいいよね」って素直に思う気持ちと、自分が育った環境に近しい山景色のなかに巨大な構造物があることに対する違和感とが同時にあった。最近すっかりドボクっこに染まって、都市の中にある構造物はあんなに無邪気に見られるのに、この場所に違和感を感じる自分にもびっくり。育ってきた環境の違いってやっぱり大きいのかも。

梅まつり、たくさん宣伝チラシが撒かれていたのでおおがかりなものかと思いきや、町内会が中心となったこじんまりとした気楽な地元の祭りだった。焼鳥焼けるの待ってる間にうっかり缶チューハイ一本空けてしまったりしてのんびりごはん。

ぐるりジャンクションを回り込んで未舗装の道をがんがんのぼってゆく。これは流石にシロウトだけじゃ無理だわ…。トンネル出口の看板がこんなに大きく見えるところまで近づけて大興奮。いや、ジャンクションってそんなに近づいて楽しいものじゃないんですが、個人的には山歩きしてるだけでハイテンションだったような気がする。いろいろ大人げなかった。ごめん。

とっておきのラッキーさんとも出会い、大はしゃぎのすえ山をくだってバスで高尾まで出て立川へ。多摩モノレール、すごい。消失点が見えそうなくらいシャープな橋脚が続いてる。モノレールってなんかそれだけで都会っぽいよね。「せっかくだから乗ろうぜ」と一駅ぶん歩いたらなんとモノレールのジャンクション！車両基地がすぐそばにありました。あとで調べたら車両基地の上は団地になってるそう。びっくり。

サイゼリアでのんびりごはんを食べて（マグナムのコストパフォーマンスったら！）ほろ酔いになって解散。充実のツアーでした。ひたすら歩くのは慣れてるけど、あんな山道歩きつづけたり、うっかり「全力坂」とか普段やらないので、もう脚ぱんぱん。楽しかった！