At iPad Launch, Steve said..

399ドルの、夏への扉(とは言い得て妙すぎますよ)。

iPad出た。これは買う。初期ロッドで人柱になるのもやぶさかではない。「何に使う?」とかどうでもいい。なんにでもなるだろうし。まだ見ぬ未来が透けて見えてくるようじゃない。20年前に初めてmac触った時の興奮と驚きを、いまだにおんなじ、ひとを食ったようなおっさんがもたらすなんて最高じゃないか。ジョブズ、あいしてる!

とまあのっけからハイテンションな一日だったのですが、なにより先に思ったのが「ああ、ついにDynabookを作ってしまったんだなあ」ということ。アラン・ケイがこの論文を書いたのが1972年。NewtonだのeMateだのがコケても一切めげずに(おおげさ)ひとつの理想が完成形に至ったというのがなんとも感慨深い。そして、その会社がAppleだっていうことも。

ひとしきり騒いだ後に、すてきな写真を目にした。プレゼンの中で示された「アップルはテクノロジーとリベラルアートの交差するところに立つ会社」というスライドと、ジョブズの姿。人生の2/3を共にしている(すでに家族よりも長い!)相棒がそんな場所から生み出されているなんて最高じゃない。Appleって、本当にただのメーカーじゃなくて、思考とかライフスタイルを生む会社なんだよなぁ。あらためてそういう事を実感した次第。

すてき!と騒いでいたら高解像度の写真も公開してくださった。デスクトップにしてます、いま。