怒髪天×シーナ&ロケッツ in Que OPEN DAY SPECIAL 下北沢セッションズ!day1


あそれ、ぐっといけー!

さ、Queのお祭りにのっかって大はしゃぎする3日間、スタートです。本日は怒髪天×シナロケ。ステージ上の年齢を全部足すと…(殴)。オープニングアクトのThe Commonsが面白かった。なんかこう「少年メリケンサック」を地でいくようなおっさんパンクバンド。なんといってもボーカルの愚麗威凄COMMON(通称グレちゃん)のインパクトがすごすぎた。細身のパンツのちょっとお腹きつそうだった。

最初はみんなきょとんとしてたんだけど、だんだん格好よく見えてきてあとで増子兄ィに「有りか無しかっていったら無しだかんな!間違えんな!」って言われた。そうだよね。しかしかの名曲Teenage Kicksに「今夜あの娘とヤりたい」って歌詞つけて歌うのは反則だと思うのさ。http://www.myspace.com/thecommonsbase

で、怒髪天。「怒るに髪、天ぷらの天でモモヤって読みます!」とかいって大爆笑。生で「……うまっ!」ってやってくれてキャーってなった(笑)。お茶の間のアイドルです、これでもう。http://www.momoya.co.jp/museum/ad/

QUEでモッシュすんのなんて何年ぶりだろうと思ったんだけど、よくよく考えるとQUEでモッシュした事なんてないかもしれん(求む有力情報)。もみくちゃにされまくって、ころがしに足かけて身を乗り出す兄ィに伸ばした手をぎゅっと掴まれて、うっかりポーッとした。ちいさくてあったかくてやわらかい手でした(それが40オヤジに対する形容か)。ああ、あっという間の1時間でした。肋骨にヒビいったりしなかったけど、前にいたちいさいおねえさんに頭突きアッパー食らった。泣いた。

そしてシナロケ。98年の豊洲フジ以来です。ははは。鮎川さんがもうなにからなにまで格好良くって参った。しゃきっとした長身に、サングラスに、こってこての博多弁。そんであのギターの音ったらもう!手とかみると完全におじいちゃんの手なんだよなー。なのにすごいタフ。恐ろしい還暦だ。シーナ嬢はもうロックアイコンというかなんというか。ある程度ハスキーな声になってからしか知らないけど、今あんな声だとは思わなかった。ややびっくり。うーん。あ、あと、昨年復帰したらしいオリジナルメンバーのbass浅田氏は誰かに似てるなーとずっと考えてたんだけど、ミッドランド升本氏にそっくり。まっすんがあと20くらい年取るとああなると思う。

ラストのセッションは、なぜかウルフルケイスケ登場。そうか、ウルフルズじゃなくてもウルフルケイスケなのか、とか妙な事を思いつつ。出演者も全部呼び込んで、jumpin' jack flash→satisfaction。あのステージにギター4本って音圧で殺されそうだった。目の前でマーシャル二台吠えてるし。でも、ひとりひとりはすごくいい音なので、全然辛くない
不思議。ひたすらベッタベタにロックンロールな3時間半でございました。

さて、明日はジェッジ×シナロケです。どんな雰囲気か想像もつかない。怖い。怒髪とジェッジって踊りまくるにしてもまったく逆方向のベクトルだからなぁ。とりあえずじゅにあ氏が増子兄ィばりにあざやかな毒霧吹けるかどうかに勝負がかかってる気がする。何の。