Excite MusicMall Presents LIVESTAR's FES Vol.9

甘いお誘いに乗って、O-Eastへ。やっぱり時間ギリギリになって道玄坂ダッシュで駆け上がる。今思えば、マークシティつっきれば平坦だったのよね…。

OCEANLANE、いつ見てもほんとうにいい音を鳴らす。彼らの音色の作り方はなんというか、とても洋楽っぽい。柔らかだけどしっかり芯が通っていてとても素直。決して英語の発音がネイティヴレベルだから洋楽みたいってわけじゃないのよね、きっと。二階席から見てたので足下もよく見えたのだけど、セッティングもえらくシンプルだった。相変わらずケイくんのMCがカタコト風なのが面白いんだけど(笑)。ハジメくんが「僕ら英語で歌ってるけど、ちょっとでも一緒に歌ってくれたら嬉しい」って言ってたのが印象的。確かに、フレーズ自体はとてもシンプルなのよね。

Ride The Wave / Shine On Me / I'll Be Around / Standing On My Side / Get Back / Englishman In New York / Look Inside the Mirror / Lights Up My Soul / Walk Along

ニゾンはUKから初めて出した頃ぶりに見たんだけど、なんだか随分ロッキン受けしそうなバンドになったなあ、というのが正直なところ。いや、「ロッキン受け」てのを否定するわけじゃないんだけど、若い子はこういうの好きだろうなあ、って引いた目になってしまった。前見たときは少なからず心にひっかかる部分があったはずなんだけど。うーん。

で、トライセラ。夏の始めに和田ソロを見て以来トライセラが見たくて仕方なかったんだけど、いやあ、よかった!エレクトロではなくてロックンロールで踊らせるバンドって本当にすてき。それにしてもわっしょーは呼吸でもするように、ごく自然に当たり前な顔してギターを弾くのね。それなのに手にしてるのはSGだのストラトだのムスタングだの、癖のあるギターばっかりなんだもの。

しかし数年ぶりに見たのにFEVERとかGothic Ringとかやっててひっくり返った。そしておなじみのコール&レスポンスつきのラズベリーからFUTURE FOLDERのハイパーダンスタイムは危険すぎる。それにしてもFUTURE FOLDERをスリーピースだけでやりきるバンドのグルーヴ感はすごい。あー、楽しかった!

Two Chair / FEVER / I GO WILD / Gothic Ring / MILK & SUGAR / Raspberry / FUTURE FOLDER
en1: Nowhere Man
en:2 トランスフォーマー

アンコールはOCEANハジメくん、ユニゾン斉藤くん、トライセラわっしょーの三人でNowhere Man!セッティング中何気なく鳴らされるコードでやる曲がわかっちゃって卒倒しそうになって、実際に呼吸を合わせて歌いだした瞬間に息が止まった。あれは反則だ。やっぱりアコギのわっしょーをまた見たい。なかなかやらないだろうなぁ。