J-WAVE PLATOn LIVE at zepp Tokyo

サカナクションくるりピロウズだなんて!と、ものすごーく楽しみにしてたのに、開演時間を勘違いするという痛恨のミス。着いたらちょうどナイトフィッシングイズグッドがはじまるところだった…(セットリストはナタリー参照)。その一曲だけでも鳥肌が立つような思いをしました。やっぱりコイツらってちょっと尋常じゃない。エゾの前にナノムゲンでも見られるのが嬉しい。

くるりワンダーフォーゲルは本当にあれで良かったんだろうか。スリーピースでカッチリ決めてくんのか、と思ったんだけどびっくりするほど音が薄くてバラッバラな感じがした。ドラムと、ベースと、ギターと、ボーカルと、コーラスが聴こえただけ。くるりコピーバンドを見てるような気がしてしまった…。セットリスト的には最高で、後半になればなるほどその違和感は消えていったんだけど(そして最後は東京ってどうにも反則だ)、ワンゲルの印象があまりにも強すぎてなんだか釈然としない。ううむ。

そして、やっぱりピロウズピロウズでした。なんなんだこの安定感。チューニング中に客席から「さーわおちゃーん、あーそーぼー」って声かけられて、「こっちは真剣なんだからふざけてんなら帰れ」ってマジギレしてたのがあまりにさわおらしくて目眩がした。すてき。エゾの大トリ、楽しみすぎるわ。やたら曲数多いなぁと思ったんだけど、サカナの倍だった(笑)。いや、うれしいんだけどさぁ…。
しかしながら、中途半端なMCにおもいっきりテンションを下げられる。メンバーにアンケート取るとかはいいんだけど、サカナ山口くんが「ロックとは…心象スケッチである」って答えたのに「なんですか?難しい言葉でわかんないですねえ」とか混ぜっ返すのが許しがたい。宮沢賢治を知らないという当人の無知を晒すのはしったこっちゃないけど、ゲストで呼んどいてそういう落とし方はない。ググれ。