COUNT DOWN JAPAN 08/09 day4 at 幕張メッセ

CDJ最終日というか、個人的にはエクストラショウのような通算3日目。リストバンド3本巻きってそんなにいないよね…(無計画の極み)。夏前にはあれほど「バンド名なんて恥ずかしくていらんわ!」って言ってたリストバンド、ついに"THE JETZEJOHNSON"ロゴverを買ってしまいました…。

開演が遅いにも関わらず12:00過ぎには会場について、ともだちとわやわやとおしゃべりをしていていたのですが、あまりの高揚感とイワシの旨さに負けて、小一時間で樽酒を三合飲み干す始末。いや、そんなに心配しなくても彼らはすごくいいライヴをしてくれるのわかってるのに。ま、数々のアクトを見ないで飲んだくれた去年よりは随分マシ。
流石に酔いが回ってきて、ふわふわした状態でCOSMOに向かう。開演15分前くらいだったんだけど、最前ブロックに滑り込む。うーん、もうちょっと入ってるかと思ったんだけどなー。

開演直前のSEは今度の新作の一部かな。今回も251と同じく要塞がカミテを向くセッティング。機材が変わったのか、気分が変わったのか。フェスのステージはドラムが台に乗ってるのでジュンがよく見える。

オンタイムでスタート。「本日はカウントダウンジャパンにおいでいただきありがとうございます。コスモステージトップバッターを仰せつかりましたザ・ジェッジジョンソンです」ってどんだけご丁寧なあいさつか、じゅにあよ。藤戸ギターが見覚えないやつだなあと思ったら、イントロと同時に、光ったっっっっっっっ!(ROJクイックレポート参照

完璧にフェスティバル仕様、というか、ロッキンのお客さんをつかもうとするセットリストだった。前半はジェッジの屋台骨とも言えるハードエッジなダンスチューン、多くの人にとってジェッジとの出会いになったであろうdancetekを折り返しポイントにして、後半はポップな印象の強い新曲を畳み掛ける。そしてラストはこの夏に打ち込み機材抜きでもやったギターロックらしさと疾走感にあふれるバスケスを。

なかたんにハンドクラップを煽られて、「にじのはしかけあがればすけす!」なんつって拳突き上げてシンガロングするのもいいじゃない。退場のときにはなかたんも壮一さんもピックを投げてた。じゅにあも、使ってたものだけじゃなくて、予備のピックまでちゃんとキスして(!)投げてた!ぐったりと踊り疲れた体で振り返ってみたら、ずいぶんたくさんのお客さんが入ってた。去年とはステージもフロアもずいぶん違ったな。もっともっと、駆け上がれ。迫りくる影を振りほどいて!

とはいえ、フェス仕様/名刺代わりのセットってだけではなく、ジェッジを一年間ずっと見てきたものとしては、2008年と2009年をつなぐブリッジのような時間でもあった。来年の彼らはどこに行こうとしてるのか。改めて、期待したいです。そうそう、藤戸氏のMCもごく普通だった(笑)。「また来年!」というあいさつに歓声で答えておわかれ。今年はホントジェッジまみれな一年だった。あ、来年のレコ発ファイナルはリキッドだそうですよ。

vitalogy/02mixedlouder/dancetek/(新曲)/陽のあたる場所へ(新曲・配信中)/buskes

ジェッジ終わったらみなとやに寄って帰るつもりだったんだったけど、余熱が冷めやらぬままムーンのSerial TV dramaに誘い込まれる。酔いのまわりかけた頭で目一杯楽しみました。どの曲も音源以上にポップでフロアを巻き込む力を持ってるんだなあ、と驚く。で、一聴でドツボにはまった"赤いパーカー"は、やっぱりラストに据えられるべき曲なのな。またライヴ見たいです。ワンマンとかないんかな。

と、ここまで見てタイムアップ(紅白が始まるまでに帰宅せよ、というのが青木家鉄のオキテ)。短い時間だったけど、濃いステージをしっかり見られてよかった。来年も、よき音楽と共にあれますように。