コンタクト "Deep Contact" at 下北沢GARAGE

いちねんぶりのコンタクトワンマンライヴ。音源から透けて見える彼らの心持ちがあまりにくっきりと晴れ渡っていたので、どんなライヴになるのか楽しみにしていたんだけど、予想通りのうつくしい時間でした。夜中に予定があって最後まで見られなかったのが本当に残念だ。

珍しくPA前で見ていたんだけど、ひとりひとりの音がほんとうに粒だっている。とくに技巧的な上手さっていうのとは違う(と思う)けれど、4人の音がそれぞれに印象的に響く。ベースラインがとても華やかなメロディを奏でたり、ふっと音が薄くなった瞬間に生さんのギターがすぱーんと前に出てきたりして、想像以上にドラマチックなのだ。そして「GARAGEのPAさんとは相性がいい」と自分たちでも言うように、本当にドラマチックさが上手く出てる音づくりでした。前述のようなアンバランスさまで含めてバランスがとれている、というか。なんか、あんまりない雰囲気だった。不思議。

コンタクトはもっともっと多くの人に聴かれて然るべきバンドだよなあ、と改めて思う。もっともっと、飛び出せ。走れ。

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