チップス先生さようなら

先日「レンジで簡単パリパリチップス」というアヤシイものを手に入れて、床下収納でくすぶってるイモたちが日の目を見始めているのですが、みごとに指もスライスしました。泣いた。指先の輪郭変わった。

完全に水分がとぶのはうちのレンジだと12分くらいかかるよう。かりかりで、中がぷっくり膨らんだりもして、食感はかつて多くの人を虜にした堅揚げポテトに似て蝶。これを無印の素ポテトチップス用の味付けパウダーで味付けすれば完璧じゃん!と思ったんだけど、あぶらっけがないからか、シーズニングがうまくからまない。あ、もしかしてチンするまえにあえておけばいいのか。またあしたやってみよ(ノンフライとは言え炭水化物、食べ過ぎ注意!)

料理中に指を怪我するたびに思い出すのが、小学生の時に読んだミステリ。探偵が完全犯罪を暴こうと捜査をして、どうやら腕利きのシェフが怪しいと踏むも切り落とされた被害者の指がどうしても見つからず証拠を突きつけられない、てな話。

物語の終わりが「あら、今日のシチュー、ずいぶん肉が固いわねえ?」という一文なのが、あまりにも鮮やかで。タイトルがどうにも思い出せないんだよねえ。誰か知ってる人いません?わりと古典の、コドモ向け全集だったと思うんだけれど。