Paperback "Reader"

huili2008-10-27


Dear Sir or Madam, will you read my book?


誕生日プレゼントにいただいたので、数年ぶりに英語のペーパーバックを読んでるのですが、ページを繰るのに笑っちゃうくらいに時間がかかる。辞書を引きつつってだけじゃなくて、なんかこうまだるっこしいなあ、と思っていたら、見事にきっちり脳内で音読してる自分が居ましたよ。

以前、日本語のテキストを読むのがやたら遅い先輩がいて、「脳内できれいな声のおねえさんが朗読してくれてる(だから遅い)」と言っていたのに爆笑したことがあったんだけど、英語に限っては自分もそうなってる!驚いた。雑誌記事だのテクニカルな文章を読んでる時は、そうでもないと思うんだけどなー。

意識的に読み方を気にしてみると、「活字を目で読む→音に変換する→意味を想起する→文章として情景を展開する」て感じで読んでるみたいです。そりゃあ時間もかかるわ。聴覚に近いところを使ってるからか、音楽が流れてると気になって読み進められない。面白いなあ。ストーリー自体はとても面白くて、次々とページを繰りたい気持ちはあるんだけどね。もどかしいったらない。まあ、その分、濃厚に物語を楽しめるのでよいのかもしれない。

ちなみに日本語だと「右から左に横方向ページスキャン→認識完了」です。ビバ表意文字!いつの間にか出来るようになってたんだけど、自分の持ってるスキルの中で一番の能力だと思う。そんなわけで、二段組新書はちょっと苦手。講談社の下世話でおおぶりな活字が好き。