Radiohead @ さいたまスーパーアリーナ day2

昨日とほぼ同じALブロック最後列に陣取って、昨日と同じ大戸屋で、昨日と同じ定食＋ミニビールってご飯をみんなで食べて(店員さんにも覚えられてた)、昨日と同じ時間の電車で帰り道をたどってきたのですが、ライヴから受けた印象があまりにも違って驚いた。ワールドクラスのバンドって、こういうものなのか。

昨日だって十分素晴らしい時間だと思ったはずなんだけどな。識者に依ればずいぶんギターロック寄りのセットだということだけれど（昨日はIn rainbows tourだと思うと完璧だった、とのこと）、感情の起伏がより一層くっきりとしていて、ギターの一音に心臓をわしづかみにされる瞬間がいくつもあって(scratch!)、トムの高く深くのびていく声に涙を浮かべさえしてました。

「トムの声を聞くと安らかに眠りたくなる症候群」はさらに悪化（快方？）して「トムの声を聞くと無条件に涙が出る」になりそうです。感動の最高潮にて感涙！っていうのとは少し違って、もっとフラットで透明な感じ。あんな声の人が目の前に実在して歌ってる、とかなんか信じられないわ。mixiコミュで「赤パンツの妖精」って書かれてて吹いた。たしかに妖精かもねー。

前日に「Everything In Its Right Placeで終わるのはツアーの定番だけど、まあ完璧だよね」みたいな話をしてたのに、あっさり1度目のアンコールで演ってしまった。あれま、と思っていたら「オヤスミナサイ」と言い残して奏でられたラストソングはHow to Disappear Completelyだった。あまりにも軽やかに予想を越えていく姿にうっとりした。

ながく彼らへの思いを募らせていた同行者に比べれば、にわかファン（あえて言おう、アイアムニワカー！）のワタクシですが、なかば勢いで2days行って本当に良かった。国際フォーラムのことはもう考えない。考えない！

Everything In Its Right Placeでは、チューブが電光掲示板のように歌詞を流すのですが（あの奥行きの使い方は反則だ）もうちょい角度ついたとこから見たらどう見えたんだろな。ほぼセンターからなので、あんまりよく見えなかった。ああ、照明を堪能するためにスタンドからもういっかい見たい！WOWOWのオンエアが楽しみだ（お客様の中に加入者の方はいらっしゃいますかー？）

15 Step / Airbag / Just / There There / All I Need / Pyramid Song / Weird Fishes/Arpeggi / The Gloaming / Myxomatosis / Faust Arp / Knives Out / Nude / Optimistic / Jigsaw Falling Into Place / Idioteque / Fake Plastic Trees / Bodysnatchers
encore: Like Spinning Plates / Videotape / Paranoid Android / Reckoner / Everything In Its Right Place
encore2: Go Slowly / My Iron Lung / How to Disappear Completely