愛すべき日々

omni
この不確かな暮らしの中、あなたがいてくれたら。


myspaceにあがった"アップダイク追記"のライヴ音源冒頭「すごく若い頃に書いた曲です」て言ってるのをきいて、ついついライブラリを掘ったら最後。

ハイラインでさんざ迷ってin arpeggioを買って、東北本線の中でひたすらリピートする帰路の途中大雪で電車が止まって途方に暮れた高2の冬とか、weekendを聴きながら大学に向かう電車に乗ったらたった一駅なのに寝過ごして気がついたら江ノ島であまりにも出来過ぎたシチュエーションが面白過ぎてそのままサボった19の夏だとか、もう4年なのにも関わらずゴメスを呼びたい!てだけで人を集めて700名規模の学祭企画を打った時に(あの時期が人生で最大に前のめりで暑苦しくて不器用だったと思う)ひたすら聴いていたのはmonoだったりとか、小説「コブルストーン」から卒論のアイデアをいただいたせいもあってcobblestoneから連なるこぶる野三部作をいつまでも論の展開しないエディタにため息をつきながらすり切れるほど聴いた卒業間近の事とか、次回作に収録されるであろうhanaleeという曲タイトルはPPMのPuffから採られているのだけどうちの母親は高校時代PPMコピーバンドをやっていたらしいとか(やや関係ない)いろんな事を思い出してしまって、すっかり思い出迷子。秋の夜長ってこういうのがあるから好きだ。

気がつけばゴメスもずいぶん長い事一緒にいるバンドのひとつ。彼らの音楽性もゆるやかに変化を遂げているけれど(weekendで歌われてるのは賑やかなキャンパスライフ!)つかず離れず、一緒に年を取っていくような感じなんだよね。それぞれの作品にべったり思い出が染み込んでいるからなおのこと。これからも、どうぞよろしくお願いします。