Ah, we are standing here.

僕はいつでもここにいます

思い出したら、会いにきてください。
僕たちはいつでもここにいます。

彼の著書のタイトルにもなる、キャラメルボックス西川氏カーテンコールでの決まり文句。ひいては劇団自体のポリシーであるとも言えるフレーズなのだけど、こないだ二回目の嵐に行った時にひさしぶりに、いや、もしかしたら初めて舞台の上で彼がこの言葉を放つのを聞いて、(ごく個人的な)いろんな事に合点がいってちょっと涙が出そうになった。

結局のところ、自分は「いつでもここにいるよ」と言える仕事がしたいようだ。カフェだのお店だのルイーダの酒場だの話半分に言ってるけど、人が集う場所の片隅でニヤニヤしたくて、そのための場所が欲しいんだ。

思えば過去につとめたライヴハウスも、いまいる学校もそういう場所なわけで(私立だから余計にね)。思った以上に先生って仕事が性に合ったのはそういうことか、とひとり納得した。

彼にとっての「ここ」はあらゆる舞台の上だけど、自分の「ここ」はどこなのかなあ。まだ「それは学校です」って言い切れる気はしないんだよね。さて。