Leno at 新宿紅布

甘い夢、曇った未来、でも時々かかる放物線!

ワタクシわりとへんくつな音楽の趣味を持つに至ってはや15年、「なんでこんないいバンドをみんな聴かないのかなあ」と思う事は数知れずありました。が、昨日はねえ、もうねえ、地団駄踏みたいくらいで。いやホント、彼らは月曜19時の紅布で、たった※人のオーディエンスの前でやってるようなバンドじゃないから。7月のアコースティックライヴでも、彼の声に相当まいってましたがバンドセットで奏でられる音で完全に恋に落ちました。どうしよう(どうもしない)。

てなわけでレノくんのライヴに行ってきました。彼の機材うんちくと音へのこだわりは今までにさんざ聞かされていたのけど、同じハコでここまで出音が変わるのかと思うくらい圧巻のライヴ。ほんとうにびっくりした。ギターもベースも、優しくてあたたかだけど、きちんとエッジが立って澄んでるのね。あんなに綺麗な音でうたうjazzmasterはあんまり見ませんわよ。

そしてその上に乗る彼の声は圧倒的な存在感で、すかーんと抜けがよくて気持ちいい。ま、メンバのコーラスがちょっと自信なさげだとか思ったりもするのですが、たぶん時間の問題で。Leno=大政ソロじゃなくて、Leno=バンドになったらしいし、そういう、まだまだ未完成な部分も含めて楽しみにしたいかんじなのです(どうしてもレノくん、と呼んでしまうんだけどねー)。

とりあえず、スパイラルだの下北沢だのバンドつながりだの、ワタクシとギターロック的な接点のある人はぜひとも一度聞いてほしいです。今の空気を詰めた音源は10月に録るらしいけれど、できたらライヴへお運びください。次回は10/24(fri)吉祥寺Planet Kです!
http://www.myspace.com/lenoweb

追記:レノログから写真もらってきました。ジャズマスタ、似合う。