羅針盤

崩壊アンプリファー
情熱の羅針盤は 君の胸にはありますか
その針震えて くるっと回って未来を指す

みなぎる情熱と三人前の餃子は、時折よく似たものになるらしい。

2割の情熱的な話と、8割のなんでもない話に埋められた時間を過ごす。いや、この8割が大事なんだって!針の向きさえ確認できれば、あとは手を引くも背中を押すもじっと待つのも簡単だもの。想像以上に肝の据わった感じだったのでこれから先がとても楽しみ。というか、いろいろとエラそうに話してるうちに、自分たちにも結構系統だった知識とか経験値が蓄積されてるんだなあと自覚。やっぱり膝突き合わせてあれこれ話す夜ってのは大事だわ。

「メジャーになっちゃうとイマイチね…」なんていう気はさらさらないのだけど、やっぱりアジ力ンの音や言葉にいちばん深くコミットできていたのは崩壊アンプリファーまでのごく短い期間だったなあ。あの時期の自分の心情にあまりにもハマり過ぎた。まあ、いまも同じようなこと考えてるんだけどね。いつまでも終わらない31時ではなく、すっかりリセットされて輝き始めた朝7時の街を歩きながらそんなことを思ったりしたのです。