COUNTDOWN JAPAN 07/08 day3


3日目は、たっぷり呑んでたっぷりおしゃべりしてたっぷり踊ってたっぷり歌ってちょっと泣いた。(個人的な)最終日にふさわしい、さいっこうの一日でした。みんなありがと。
■ 粉雪(そんなバンドはいません!)
みなとやでハム焼と升酒を片手に談笑中、響き渡るイントロ。F1のピットクルーばりの連係プレーでトレイをかたづけ、Aメロの終わりにはEARTHステージへ。生のこなあああああああゆきいいいいい、を満喫→帰還。や、レミは好きなんですよ。ビールとプリンとか。

升酒とたわいもないおしゃべりを養分に、すっかりみなとやに根を下ろす。フジも音速もサリュも見よっかなあとは思ってたんだけどさ。まあまあ。チャーベくんを見に行って、今年の Country Girlおさめを果たす。今年はこの曲でいっぱい踊ったなー。来年あたり、またボビーに逢いたいです。射的は銃バネの弱さに泣き(普通コマの強さに泣くんだけど)、マリオ(店員)に来年の再戦を誓う。

THE JETZEJOHNSON
夕方までほとんどのアクトをスルーしたのはジェッジが楽しみすぎた/心配すぎたからで。…いや、別にジェッジはデキる子だから心配する必要は一切ないのだけど。なんとなく、気もそぞろでしたのです。もちろん、杞憂もいいところでしたけど。
いつもどおり、ホントにいつも通りのライヴでした。足繁く観てる身からすると、もうちょっと遊んでも良かったんじゃないかと思うくらい、キッチリポイントを押さえてくる几帳面なステージングでした。ステージのなかにちゃんと音が返ってないみたいだなあとか、演りにくそうに見える部分もあったけど、高いステージから鳴り渡るジェッジの音はほんとうに気持ちがよかったし、途中で人がずいぶん増えているのもなんだか頬が緩んでしまう。そんなふうにわりと冷静に観てたのに、やっぱりマーヴェラスで持っていかれました。ホント、なんだ、あの曲。はは、だめだ、久々に近い距離で夢中になってるバンドなのでろくなことが思い出せません。恋は盲目。

02mixedLouder / QUIT and REBOOT / Ridham AR / Tide of Memories / マーヴェラス・チアー

the ARROWS
いったん水を買いに出て、またMOONへ。既視感のあるイントロが流れたと思ったら、全員正装して第九をバックに登場!また歌うのかと思いました。開演前に「ナイトコールとロックンロールダンシングガールとマストピープルやってくれたらそれでいい。あ、 ONE NIGHT STARは聴きたい!」なんて言ってたら、まさにあたま三曲でぶちかまされて踊り死ぬ。そこからしっとりバラード二曲で終わったのがちょっと不完全燃焼でしたけど。「お前ら踊りにきたんだろー?」って言ってたのに。 2007年アオキ最大のダンス・ヒット・チューンであるONE NIGHT STARを聴ける日は来るのだろうか…。いいよもう、誰かクラブでかけて…。

ナイトコール / マストピープル / ロックンロールダンシングガール / さよならミュージック /月光の街

曽我部恵一バンド
やっぱりソカベにーさんはぼくらの兄貴!1曲目からクライマックスのようなテンションでギターをかき鳴らし、ギャラクシーいっぱいのお客さんを煽り、叫ぶ。4日前に City Country Cityで静かにレコード掘ってた人と同一人物とは思えないよ…。コール&レスポンスの嵐ですっかり声が枯れるくらい(年末の風邪のひき始めはきっとここだ)。テレフォン・ラブのくだりはいつ聞いても目に浮かぶ状況が切なくて嬉しくてぎゅっと胸を締め付けられる。青春狂走曲の大合唱で思いっきり笑って、ラストのSTARがうつくしすぎて泣いた。初日の出、みえたよ。
終演後、「ライヴ会場でしか売ってないので、聴いてよかったら買っていってください」と言っていた「魔法のバスに乗って」を求める人の列がながくながく続いていたのが印象的。だよね、本当にいいライヴだったよね。

恋人たちのロック / ジュークボックスブルース / ハルコROCK / テレフォンラブ / キラキラ / 魔法のバスに乗って / 青春狂走曲/ STARS

あまりにも素敵なライヴだったので、トリの時間は結局なにも見ず。みなとやに戻って、いろんな人に年越えのごあいさつをする。何度もすれ違ったり、同じライヴ見てたりしたのに、最後に会えなかった人もけっこういて残念。ま、来年もあちこちで会う人たちでしょうから、その時はどうぞよろしくおねがいします。そうそう、カウントダウン神社でひいたおみくじはTHE BACKHORN/大吉でした。2008年のオンガク守りとして大事にしたいです。

コスモとDJブースが互いに音をつぶし合うのがもったいないなあとか、どこかのバンドが「今日はこんな大きい会場でぼくらやらしてもらってますけど、いつもはキャパ200くらいの会場でやってて、そこにもたくさんいいバンドがいるんでそっちにもぜひ遊びにきてください」ってMCをしてたって話にいろんなことを思ったりとか、他にもいろいろ考えたことはあるのだけど。好きな音楽と、いっしょに遊んでくれる人たちがいれば、それだけでもうずいぶん楽しいのです。というわけで、また来年。来年こそ年を越せるのかしら。