COUNTDOWN JAPAN 07/08 day2


さ、二日目。昨日に比べて「これは観ときたい!」バンドが多かったからか、時間が経つのがあっという間。あれれ?(ヒント:升酒デビュー)

凛として時雨
時に耳を塞ぎたくなるような絶叫、時にそっと耳をそばだてるような優しいメロディ。だけど、3ピースの三人がそれぞれまったく違うベクトルを向いて音を鳴らしてる。名前だけはずいぶん前から知っていたけど、アクトを見るのは初めて。いやあ、面白いわ。ドラマーのアクションが明らかにV系出身で、スティックさばきやMCにも大笑いしつつ。いいもの見ました。

エレファントカシマシ
「みやじの白シャツを観てこその年末」と言われる意味が分かりました。カッコ良過ぎ。しかも選曲も「お前らこれが聴きたいんだろう?」って曲を全く出し惜しみしたい。MCでも言い続けるのは「ドーンと行こうぜ」ってことばかり。楽曲のド直球さも含めて、ほんとうに揺らぎのないバンドです。あまりの漢らしさにすっかりアテられて「みやじみたいなダンナが欲しい」という発言が物議をかもす。27歳女子が「みやじみたいになりたい」って言うのも、ちょっと問題があると思うからさ。ダメかなあ。新譜に間に合わなかったラストの曲がよかったです。美しくも力強い桜のうた。

今はここが真ん中さ! / 今宵の月のように / 笑顔の未来へ / 翳りゆく部屋(荒井由実) / 悲しみの果て / 俺たちの明日 / ガストロンジャー / 新曲

ここでついに枡酒に手を出す(多数の死者を出すみなとやの粋なサービス。マイ枡を購入すると、次からは なみなみ一杯300円。アクトを観に行く時は枡を預かってくれるという気の利きよう!)あんこうの唐揚げでますますお酒が進みます。

ホフディラン
ほろよいよいのいい気分でホフ。ふたりは相変わらずやりたい放題でした。ミラーボールマンも二曲登場(二曲しか保たない)。MCはグダグダ、「フェスなのでコール&レスポンスを」といって歌い出したのはHey Jude。なー、なーなーなななーなー、なななーなー。へいじゅー。→ おー、ねがーいかみさーまー、かみさーまー、ほとけさまー、だって。後ろがコーネリなのに「小山田くん、30分ばかりもらうね!」って言った矢先に「今夜はブギーバック」につないだり。やっぱりベイビーってすごいのかも!

HAPPY / はじまりの恋 / 遠距離恋愛は続く / 欲望 / 恋はいつも幻のように / カミさま カミさま ホトケさま / TOKYO CURRY LIFE 〜 今夜はブギーバック

怒髪天
ホフ終わってあわあわとコスモに行ったら、ちょうどビール・オア・ダァァァァァアイ!踊りながら駆け込んで、コロガシに足を駆けてシャウトする増子アニキを拝する。ああ、サケの神さまは今日もご壮健であられる。「ビールはもうヤメだぁ、俺は米とか麦とかのオトナの酒が飲みたいんでえええっ!」てんで、酒燃料爆進曲 → サスパズレ。血中アニキ濃度が高まりすぎて、「ねえ、ダンナにするならみやぢと増子アニキのどっちがいい?」と言い出してまわりを困惑させる始末。ダメかなあ。ねえ?

みなとやに戻って、枡酒をいただく。あそれぐっといけー♪ なにわやのかけうどんがおいしかったなあ。たっぷりの天かすが乗って300円。ナイスプライス。誰かが買ったハム汁だのハム焼だのおもちだのをいただきつつくるりを待つ。

くるり
こないだのパシフィコがあまりにもすごい体験だったので、どんな風に聴こえるかちょっと不安だったのだけど、まあそんな心配はするに及ばず。聴きたい曲/聴かせたい曲をがっつり詰め込んだ1時間のセットでありました。アンコールの第九も、楽しかったな。佐藤社長ががんばって考えた(らしい)バンドアレンジ、よかったです。そして声楽畑・サスペンダーズ・ミニマムの本気を見せつけられました。発声が違うわ、やっぱり。大トリのブレーメンは本当に素晴らしかった。前方でみてた友達が、ひとりブラボーミュージック状態になってたのが面白過ぎたけど。まあ、それっくらいのおおきな気持ちになって然るべき、見事なライヴでございました(その後の 歓喜に吠える/飛びかかる(狂犬!)/叫ぶ のはなかなか見難いウザさでした。お見事)。

ロックンロール / コンチネンタル / すけべな女の子 / ばらの花 / スラヴ / アナーキー・イン・ザ・ムジーク / ナイトライダー / ワンダーフォーゲル / 東京 / ジュビリー / HOW TO GO
Encore:交響曲第9番ニ短調作品125第4楽章「歓喜の歌」 / ブレーメン

北の国からの来訪者を連れて帰宅。おたがい一日見倒してぐったりしてるはずなのに、ジェッジ話に花が咲いて眠れません!結局寝たの四時過ぎ。盛り上がり過ぎ!