朝霧JAM 07 day1


7:00横浜出発、9:00海老名SA、12:00過ぎには朝霧ジャンボリー場内駐車場へ!

待ち合わせの余白をたっぷり取りつつ、見事に渋滞に捕まったりもしつつの行き道。朝イチでビニールシート持ってスーツ&革靴で猛ダッシュしてくれたおかげで、テントサイトI入口の広大な面積が知り合いによって占められるというプチ村状態に。わー、これは楽しい。「ともだちのともだち」という2HOPまで数えると、3,40人はいた気がする。水場も近かったし、ホント過ごしやすい村でした。

朝霧はフェスといいつつも、知り合いはみんな「何を食べるか」「寒さはどうか」「酒は誰だ?」「何を煮るのだ?」とアクトじゃない部分ばっかりを話題にするので笑える。というか、タイムテーブル見たの前日の夜中だしね。

テント設営して、あれこれ支度して、バグダッド・カフェを聴きながらMoonshineステージをぐるり取り囲むお店を順番にひやかして回る。ハンドメイドシルバーのSipilicaというお店に釘付け。作ってるおねーさんもとても感じのいいひとで、鳩モチーフのネックレスをお買い上げ。ピアスも欲しかったなあ。

フェス特有のふわふわムードに乗っかって、初めてのヘナタトゥを描いてもらう。右の手の甲、はじっこにちいさなお花。かわいい!自分でひょひょいと描けたらいいなあ、こういうの。


17:00過ぎ、ようやく今日のアクト1本目、モントリオール原産のひねくれポップバンドMarajube。でかい!いかつい!だのにちょうポップ!ヴォーカルがどうみてもヅラの銀髪だったり、キーボードがセーラーだったり、突っ込みどころが多数。歌詞はフランス語なのにMCは英語なのね。寒さを吹っ飛ばすように踊って暖をとる。途中で雲が切れて赤みを帯びた富士山が見える。ステージ上からも「Oh, Mt.Fuji!」なんて声が聞こえたりして。やっぱりあの大きさにはびっくりするよね。

あまりに寒いので一度テントに戻ってダウンを羽織る(だれだ、北国育ちには無用なんて言ってたのは!)。あたりはもう真っ暗。遠く聴こえる声に導かれるようにタカシくんへ。ハナレグミ見るの、相当久しぶりだなあ。MUSICA、本当に大好きな曲。ムジカ、ムジカ、ぼくのともだち。ラストはみんなで「明日天気になれ」を大合唱。うしろにいたにーさんたちがホントに腹から声だして歌ってたので、こっちも負けじと声を張り上げる。「おめでとうございます!明日も晴れます!」と予言のようなひとことを残して退場。ステキ。


本日最後のアクトはThe Cornerius Group。二度目のSensuousセット。一度目はあまりの映像に度肝を抜かれっぱなしだったけど、今回はずいぶん冷静に見られた(アラも見えた、ってことだ)。とてもよかったけど、やっぱり空が閉じてる方がぐわっと持っていかれる気分になるね。アンコールはSleep Warmでふんわりやさしく。おやすみなさい。

アクトが終わったころ、最終便のともだちがやってくる。お仕事おつかれさま。荷物みんなでかついで村に帰る。さ、夜はまだまだこれからなんだぜ?とばかりに、美味しいたべもの、お酒、笑い声が満載のテント村。さむいさむいと言いながらも、全然寝る気配もないのな。

どこからともなく「おなかすいたー」の声が聞こえてきて、おもむろに土鍋で米を炊き出したり。最終的にはおにぎりとリゾットになって、あっという間に消えていきました。修学旅行みたいな、やくたいもない話を延々と続けて、寒さに耐えきれなくなった4:00頃に散開。月もほっそり三日月だったから、星空が本当に綺麗だった。明け方にはもうすっかり冬の星座。