SUMMERSONIC07 day1


あー、ホントにオンガクでいっぱいになってきました。サマソニは前週のRIJと比べると正反対、フェスならではの楽しさというよりはショウケースみたいな空間でしたけど、それならそれでがっつりと楽しむだけで。いろんな人と話したり遊んだりした事は忘れないけど、アクトの事はあっさり忘れてしまいそうなので(笑)自分が思い出すためのよすがとしてメモ。

【本日のベスト・アクト】問答無用でTravis。メンバの人柄も含めて大好きになりましたよ。
■Warship
オープニングアクトのさらに前!入場待ちの間に始まってしまう。ううん、オーディションウィナーなのに罰ゲームのようだ。でも、でっかいとこでやるのがえらく気持ち良さそうでした。またどっかで見たい。

THE JETZEJOHNSON
かなり久々。サポートドラムが淳(ex.gash)なのは知ってたけど、実際に彼の叩く姿を見るのは数年ぶりなので感激。"マーヴェラス・チアー"がすっかり生まれ変わってた。あのポップ感はたくさんの人を捕まえるだろうなー。ぎっしり埋まったドーパン待ちのみなさまに刺さってますように。

■The Pippetes
マリン遠征。遠すぎだわー。頭ちょっと遅れてグランドに入場。暑い!水玉!可愛い!メガネのこ、メガネを取ってもかわいいな、というところで意見の一致を見る。さんざ練習した"Pull Shapes"を目の前で演られるとなんだか感慨もひとしおでありました。ちゃんと一緒に踊ったよ!

■OK GO
暑さでふらふらに。マリン、ホントに危ないです。だのに奴らはばしっとスーツ&タイで登場。かっちょいー!MCのサッシャにまで「踊ってくれるのでしょーかー?」なんて煽られてたけど、俺たちゃ真っ当なパワーポップバンドだ!てのをみせつけるステージでした。あと、思ったより若くないのな、みんな。

ほうほうのていでマリンから退散。ひやかしB'zとか冗談じゃないわ。かき氷食べて休憩。ごはんを物色するつもりが空いていたのでバーバーサマソニへ。勢いに任せてカラーリング。赤、つったのに黄色だの青も吹かれ、歩くランドマークに。美容師のにーちゃんにニヤニヤ笑いながら「ねえ、今日この頭でどこまで帰るの?」と訊かれる。残念ながら徒歩三分のホテルですよーだ!
かなり派手っぽいけど、自分ではどうなってるかよくわからないので平気(ばか)。

digitalism
ふらふらと踊りに。この時点でかなり酔っぱらった友達が、人の倍のビートで劇踊りしてたのがむしろステージ上より印象的。

CSS
かわいー!なんかぎらぎらのボディスーツ着てたけど。風船満載のラヴリーなステージだったんだけど、最後に全部割るあたりなんと言えばいいか。

Dinosaur Jr.
J・マスシス先生のお姿をちらりと拝見。マーシャル2段×4で弾くギタリストってホントにいるのね…。音がぐわぐわ回るsonicのせいもあって早々に退散。

Klaxons
見事にライヴバンドではありませんでした(笑)。音源の構成力に演奏力が追いついてない、とでも言えばいいのか。セットリストの組み方とか、MCとかがたどたどしすぎてなんだかヒヤヒヤしてしまった。ジェイミーが骨折して車椅子だったから、とかそういう理由じゃないなあ、きっと。ちょっと残念。

Travis
ロッキーのテーマにサテンのガウン羽織って登場。ぶ。しかし間違いなく本日のベストアクト。優しくて、あったかい。フランのMCもとても気が利いていて「僕は日本語あんまりできないんで、わかる人は周りの人に教えてあげて欲しいんだけど」なんて言いつつ、曲の生まれたエピソード(my eyesは子供ができたときに作った曲らしい)とか、「たくさんのバンドから僕らを見に来てくれてありがとう」とか、「隣の人にHELLO!って言ってみようよ」とか、とてもたくさんおしゃべりしてた。いい人だ。

本編ラスト、Sing-Battleships-All I Want Do Is Rock-Turnの流れが本当に素晴らしかった。Battleshipsは久々に最初から最後までひと耳惚れの名曲(後で「ああこれはあなた好きだよね」と見透かされるくらい)。ステージ真ん中に4人で集まってアコギで歌ったFlowers In The Windowもほほえましくて。ホント、いいひとたちです。大好きになりました。


あったかい気持ちになって無事終演。今夜はメッセから見えるくらいのホテルにお泊まり。日程発表と同時にキープって素晴らしすぎます。しかもウェルカムフルーツがあるような素敵ホテル。なのに風呂場を血に染める。落ちないなあ、このスプレー…。 Tシャツを一枚幕張の地に埋める。さっぱりしたところで片手にビール、片手にオンガクの駄々しゃべりを夜更けまで。最近毎週こんなだな。しあわせです。