023/100 自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う―自分の店 (SANCTUARY BOOKS)
自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う―自分の店 (SANCTUARY BOOKS)
- 作者: SANCTUARY BOOKS
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2003/07/01
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
こんな本を17の秋に読んでしまったせいか、もともとの性格のせいか、祖父も親父も脱サラ専門店主なんて家庭環境のせいか(二代目、三代目ではないところがポイント)自分の城というか、ひみつ基地のような場所を欲しがる想いはまだまだ覚めず。ここのところ、またそういう方向に気分が向いてます。かといって今の仕事をすぐにどうの、てわけじゃないよ。10年前に思い描いた時より、ずっと多くの働き方/時間の使い方/暮らし方を知って、実行してきたのだし。ライフカードは4枚だけじゃあない。
関連して、いろんなカードから「自分の店を持つ」をひいた人の話を読む。「就職しないで生きるには」という晶文社のシリーズ。25年も前の本なので古くさく思う部分があったりもするのだけど、物事を始める時のドキドキとか苦労は変わらないんだろう。
- 輸入レコード商売往来 (1982年) (就職しないで生きるには〈4〉) / 岩永正敏 … 伝説の輸入レコード店「パイド・パイパー・ハウス」のはじまりから全部。ちょうど貸しレコード店が台頭してくる時代を書いた章は、まるで違法コピーに翻弄される(る?)今の状況の予言のようで。「働き方」という視点でなくても、ある一時代の音楽史としてもおすすめです。
- ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1) / 早川義夫 … あのジャックスの早川氏。といいつつも、これはひたすらに本屋の親父の気苦労と苦労を書き綴ったもの。あんまりに素直なので笑えるくらい。新刊書店もなかなかに大変だわ。