023/100 自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う―自分の店 (SANCTUARY BOOKS)

自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う―自分の店 (SANCTUARY BOOKS)

自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う―自分の店 (SANCTUARY BOOKS)

うわ、1997年発行かこれ。軽めのタイトルと激軽のデザインの割に、フランクながらもわりと実務的な実店舗開店マニュアル。十分とは言いがたいけど、ここを最低ラインにおいて考える指針にはできる本。ひさびさに本棚からひっぱりだしてみたら、思った以上に青くさい。もともと過分にクサいのがサンクチュアリ出版のよいところだけど、10年も経つと流石に印象が変わるわね。

こんな本を17の秋に読んでしまったせいか、もともとの性格のせいか、祖父も親父も脱サラ専門店主なんて家庭環境のせいか(二代目、三代目ではないところがポイント)自分の城というか、ひみつ基地のような場所を欲しがる想いはまだまだ覚めず。ここのところ、またそういう方向に気分が向いてます。かといって今の仕事をすぐにどうの、てわけじゃないよ。10年前に思い描いた時より、ずっと多くの働き方/時間の使い方/暮らし方を知って、実行してきたのだし。ライフカードは4枚だけじゃあない。

関連して、いろんなカードから「自分の店を持つ」をひいた人の話を読む。「就職しないで生きるには」という晶文社のシリーズ。25年も前の本なので古くさく思う部分があったりもするのだけど、物事を始める時のドキドキとか苦労は変わらないんだろう。