OPEN UP

TWELVE ALL!!!!!! (DVD付) Modern Love & Death What time is summer of love?

あれだけあつくるしくスパイラルの事を語っておきながら(や、そのせいなのかもね?)いまものすごくオンガクに対して「開いてる」のです。気になるものはかたっぱしから聴きたい!心に優しく、財布に厳しいモード。そして3月以来きちんとログを取ってない事に気がつく。借りたものも含めつつ、ちゃんと記録はしときたい。

  • TWELVE / patti smith … 女王のカバーアルバム。 古今東西の名曲ばかりをごくシンプルな味付けでいただきます。彼女はなんていうか性別がないイメージあるのよね。 容姿とかどうのとか、単に男っぽいというのもなんだか違って、艶っぽさも骨太さもぜんぶ飲み込んじゃってるかんじがする。季節の境目とか昼夜の境目にぼんやりと聞きたい。
  • ALL!!!!!! (DVD付) / 100's … ドカーンとバンド、スカーンとバンド。悪い意味じゃなく、力が抜けて軽くて気持ちがいい。あー、ライヴ見たい!「希望」で大合唱したい!
  • Modern Love & Death / Hail Social … フィラデルフィア出身の五人組。この手のヘロヘロしたエレクトロ・ギターロックには心底弱い。たっぷりエコーがかかったボーカルも結構好み。アルバム後半、どんどんしみったれた感じになっていくのがまた微笑ましい。こちらで試聴ができるので、とりあえず"Anne Belle"だけでも聴いてみて。
  • What time is summer of love? / sugiurumn … 杉浦さんといえばエレグラelectraglideじゃないですよ、electric glass baloon)という世代ではさすがにないのだけど、うちにある唯一のSUGIURUMN名義の作品はLife is serious but art is funだったわけで。Everlasting Teenage Musicは今でも大好き。でも、春先からちょいちょい最近のようすが気になってはいて、cherryの時にかかったLive For Tonightで粉みじん。「ロックやってたひとが作るハウスミュージック」なんて思われたくなかった、なんてあちこちのインタビューで語ってるけど、ゲストボーカルにシャーラタンズのTimだとかRIDEのMarkだとか、ナレーションにアラン・マッギー(!)だとかを呼ぶのって、やっぱり「ロック育ち」だからできる芸当なんだと思う。そっち側にずっと親しんできた身としては、なんだか懐かしささえ覚えてしまう。もちろんセカンド・サマー・オブ・ラヴなんて、後追いした人たちをさらに追いかけるようなものだったんだけど。それでも、ね。