村松ショータローとニューインディアンデスロック @ 下北沢CLUB251
どれだけの涙を これから流すだろう
感動する気持ち まだ俺に残ってるのかな
40過ぎのおっさんが、コドモみたいなキラキラした目をしてこんな歌をうたう。最後はフロントの三人がユニゾンでどーんとうたう。なんかね、もうそれだけで胸がキュっとする。
一曲目でショータローさんに「はいそこ!」とばかりにビシイッッっと指差されたので、手あげてピースしたら「よおし、100点!」って言われた(笑)。ひゃくてんて。ありがとうございます。
しかしほんとうにあぶなっかしいところのないバンドであります。すこし古くさい、でもしっかり芯の通った男くさいロックンロール。すかーんと抜けのいいショータローさんの声と、あそびたっぷりのギター&ドラム&ベース。とても経験豊かなオトナなんだけど、いつまでもコドモみたいな気持ちの良い音です。見に行くきっかけこそ石田氏がギターで参加、てことだったけど、いまやすっかりバンドそのものに魅せられてます。
今の編成になって一年近く経つのだけど、未だ音源がひとつもないみたい。石田P氏曰く、レコーディングになるとがっちがちになっちゃってつかいものにならないらしい。そういうところまで含めて、とっても「らしい」バンドであります。ライヴ終盤の定番(たぶん)である、バカみたいだ→君と二人で→すべり止めの人生 の三連コンボがあまりにも胸を打つので、さっさといつでも聴けるようにしていただきたいところ。ホントに。
次回は3/25、またもCLUB251だそうで。今度も行けそうだなー。楽しみ。