010/100 みどりの月 と bookcrossing.com


みどりの月 (集英社文庫)
バス停で文庫本を拾う。ブッククロッシングという単語を久しぶりに思い出して、もしやBCID付き!?といろめきたったものの、IDなしでした。残念。いつか偶然に出会いたいんだけど、なかなか。

拾ったのはみどりの月 (集英社文庫) / 角田光代。日常を放り投げられないひとが最後に旅立つ話と、旅立ってしまったふたりがすごす日々を綴った二編が収録されているので、書架ではなく道端で出会ったのもなかなかいい偶然じゃないかしら。久しぶりにうちの子たちも放流してもみようかな。いきなり街なかに放るのは度胸がいるので、今度カウブックスに行くときに連れて行こう。