演劇集団キャラメルボックス「少年ラヂオ」at池袋サンシャイン劇場

一瞬帰宅、風呂というか行水と着替えだけしてタッチ＆ゴー。ちょっと肝の冷えるギリギリっぷり。その後午前中の記憶はありません…。昼過ぎに待ち合わせをして池袋へ。

キャラメルの舞台はいつも観てもほんとうに心が綺麗になる。 そして物語の中で描かれる兄弟が思いあう気持ちはひとりっこの自分は絶対に感じることの出来ないものだと気づいて少し寂しくなる。 今回は劇中にもそういう場面がいくつもあって、ほろりと泣けました。ハイライトシーンよりも、ふと口をつく言葉とか仕草にグッとくるのです。

それにしても三つ揃いをバチリと着こなす大内さんが素敵すぎる。あのひとはほんとうに身のこなしが美しい。まさに舞台役者。ダンスシーンとか殺陣ばかりでなく、ふと帽子を取るところとかがたまらない（帽子が、けっこう重要な役回りを果たしていたなあ、今回）。スリのシーン、ラヂオのストロボっぽいスローモーションも綺麗だった。どんだけからだを鍛えてるんだ、あの動き。

まだまだ公演は続くので、仔細はその目で確かめられることをお薦めします。平日はまだまだまだまだお席に余裕があるみたい。

しっかし、いちばんの盛り上がりを見せる場面の曲にぶっとばされる。ぎゃー、ヴィナペかよ！ほとんどの雰囲気を作る曲が大正ロマーンなモダンジャズっぽいものばかりなのに、ここでキラッキラのギターリフが響き渡るので腰が抜けました。やっぱりこの辺はワタクシのルーツといっても過言ではないなあ。新曲なのにとても懐かしい。

ていうか、かとーさん！
ひとの顔を見た瞬間に「えりついさんからのリクエストです」って ごく個人的に送ったメッセ読み上げるのやめてくれますか！ わざわざプリントアウトまでして読んでくださって…。 Love Flower / Bakuなんてリクエストしてませんから！開演前のサプライズ。

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追記：
ネタバレブログに「大内厚雄かっちょいい写真館」てのが上がってました。三つ揃い！しかもちょうどワタクシが観劇中の時間に！かとさん、ありがとー！