ロックンロール / くるり

ロックンロール

進めビートはゆっくり刻む 足早にならず確かめながら
涙を流すことだけ不安になるよ この気持ちが止まらないように


それでも君は笑い続ける 何事もなかった様な顔して
僕はただそれを受け止めて いつか 止めた時間を元に戻すよ


裸足のままでゆく 何も見えなくなる
振り返ることなく 天国のドア叩く  天国のドア叩く


たった 一かけらの勇気があれば ほんとうのやさしさがあれば
あなたを思う本当の心が あれば 僕はすべてを失えるんだ


晴れわたる空の色 忘れない日々のこと
溶けてく景色はいつも こんなに迷ってるのに
8の字描くように無限のビート グライダー飛ぶよ
さよなら また明日 言わなきゃいけないな 言わなきゃいけないな


フルコーラスのひきうつしはしないポリシーなのだけど、今日はちょっと。単語ひとつさえ省略できない。

出勤途中にiPodさんが選曲してくれて、ずっと頭に居座っていたモヤモヤがぜんぶ、この曲の中で言葉にされている事に気がついてしまって泣きそうになる。

一度そう感じてしまったから、今までの何百回をどんな風に聴いていたか思い出せない。そうか、そういうことだったか。いまさらどう伝えたいとか、なにが言いたいというわけじゃないから、借り物の言葉でも収まりがいいのならそれでいい。すごいぞ、くるり