石田ショーキチ@新宿LOFT

愛すること それが届くこと どれほど素晴らしいと伝える為に
僕はまた歌を書くのです ここからまた始まる It's a new day.

It's a New Day / 石田ショーキチ

字面だけみると非常にクサい言葉だけど、昨夜の石田氏がくちにしたときはもう魔法の言葉でした。


下校時刻をとっくに過ぎてらっしゃるのにいつまでもお帰りにならないお嬢さまがたのおかげで湘南新宿ラインに逃げられる。よりによってうちの学年が担当のときになにやってんだ早く帰れー!歌舞伎町を走り抜けてLOFTに着けばちょうどMY OLDEST NUMBERのせつなからい間奏ギター。ぐあああああ。…結局二曲半の遅刻でした。

MCの間にちょいと失礼して、フロア後方(段差のあるハコは必ずフロアの一番後ろよりちょっと前が空く の法則)のいい位置でみる。まっすんのニヤニヤ顔がよく見えてこっちもニヤニヤ。ちょっとドラムだけ飛び出て聞こえたのが難でした。

自分が遅刻して置いて行かれた分をさっぴくとしても、アベレージとしてはシェルターの方が上だったかなあ。ただ、要所要所のキマり具合がシェルターのそれとは比でなかった。コスモゼロサビのドラムのリズム感とか、PhotoGraphのコーラスとか、Truthの旋律に寄り添うギターとか。ほんとうによいバンドだわー。太陽道路のイントロはちょっと笑っちゃったけど。

特にアンコール2曲の集中力は凄まじかった。it's a new dayは冒頭パートの最後で石田氏が声を詰まらせてから(!)バンドの気配がザワリと変わって、とてもあたたかく。ダブルアンコールは石田氏不在で登場したので「感極まって泣いています!」くらいいうのかと思ったら「足つって泣いてます」って!トークのできるバックバンドでよかったねえ、ホントに。

で、最後のMoonbaseがもう!いままで聴いた中で一番躍動感があってしなやかだった。いろんなメンバで演るのをみてきたけど、疾走感ばかりを追ったり、荒さばかりが目についたりという事もままあったので嬉しいったらない。最後、この曲できもちよく幕を引けてよかった。

さ、今年もあと一ヶ月。バリっと駆け足でいきたいものです。

Yer Blues(the Beatles) / Live+Drive / My Olders Number
コスモゼロ / Mirage / サヨナラヨーダ / Relax(Flankie goes to Hollywood)
PhotoGraph / I Saw The Light ← 懐メロコーナー !
TRUTH / BLACK BIRD / 太陽道路 / Day after tomorrow / ステレオラブ
encore:Moon Base
double encore:It's a New Day

↑My Oldest Numberが入った代わりにBetter Daysがはずれたとはちょっと驚き。ふうむ。まあ、今のBetter Days聞き逃した日にゃあ下校時刻後に残ってた生徒全員デコピンの刑ですけどね!