requiescat in pace

huili2006-08-17


ふるい知り合いが亡くなったとの報せが届く。20才前後のほんのわずかな時期に付き合いがあったひとで、ここ数年はほとんど会うこともなかったのだけど、ぼんやりと悲しい気持ちになる。「ながいこと会わない人」と「もう会えない人」はまったく違う。

わたくしのなかでは金髪ツンツン頭のイメージばかりだったので、近年の写真は見慣れなくて不思議。あのころなんの話をしていたのかもう忘れたけど、やけに意気投合してサイバーパンク系(おお、懐かしい単語)の本を貸し借りしていたことなんかを思い出した。解体屋外伝 / いとうせいこう は結局返してもらい損なってしまった。わたくしハードカバー版を手に入れたので、もうそのまま持ってっちゃってください。

夏の終わりはいろんな人を連れて行ってしまうなあ。どうかやすらかに。