Life is beautiful

 結果としての仕事に働き方の名実が含まれるのなら,「働き方」が変わる事から,世界が変わる可能性もあるのではないか.この世界はひとりひとりの小さな「仕事」の累積なのだから,世界が変わる方法はどこか余所ではなく,じつはひとりひとりの手元にある.

私たちは本当の所、「世界」の中で生きているのではないと思います。
私たちが住んでいるのは、「世界」についての「会話」の中です。
「世界」そのものは望むように変えることはできないかもしれない、でも「世界」についての「会話」を変えることはできるはずです。
そして、「世界」についての「会話」を変えた時に、あなたの人生は一変します。
なぜなら、あなたが本当に住んでいるのはその中だからです。その「会話」の中にあなたは住んでいるのです。

前者はワタクシが就職寸前に読んですこんと霧が晴れた本、自分の仕事をつくる から。後者はessa氏のアンカテ経由で知ったLynne Twistというひとの言葉。微妙な差異こそあれ、似た空気をかんじたのでクリップ。

essa氏の言葉で言い換えられたものは、さらに前者に近くなる。

「世界はこうだよね」「そうだよね」「やっぱりそうだよね」「そうでしかないよね」という会話をしていて、私たちはその会話の中に住んでいるのだから、その「会話」を変えることが「世界」を変えることであって、それは充分可能なことではないか。

実際には会話を変えることも、仕事の実在を変えることもとても難しいのだけど。「変えることができる」と思うこころのありようにこそ意味があるのなら、すこし気分が晴れる。そして「仕事」も「会話」も、ひとりでは成り立たないもので。ひとりのちからでどうにか変えようなんてわけにはいかないのだな。

このテキスト、しばらく意識の俎上に乗っけておきたい。