最近読んだ本

泳ぐのに、安全でも適切でもありません ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫) 会議革命
ひさびさえくに。「うんとおなかをすかせてきてね」がヒット。美味しそうな仕草と表情でものを食べるひとは大好きです。
作家のエッセイってあんまり好んでは読まないのだけど、川上弘美のは小説以上に読みでがあって、彼女自身に対してもたいそう好感がもててよかった(たとえば江國だと、ちょっとオンナすぎて鼻につく)。作家が本好き、というのはままある事だけど、日々の暮らしの折に触れてある一文なり作家が浮かんでくる、というのにニヤニヤしてしまう。
会議革命は学校のデスクの目立つところにわざとらしく置いておくことにする。「本当の会議はすがすがしい」なんてうちのセンセイ方の誰が言えるか?さても険しき道程かな。