男女七人夏物語

huili2005-07-22


わたしがあなたを思うかず 山の木の数 星の数
三千世界の人の数 千里浜辺の砂の数


学校が終わってから観音崎でバーベキュー。期せずして男女比が3:4。だからどうだってこともないんだが。出勤してなかったひとたちが先発隊として仕込みをしといてくれたので、到着した頃にはちょうど美味しく焼き上がりだしたところ。うひひ。ほんとうは夕暮れを眺めたかったけど、それはまた次の機会か。

あかあかと燃える炭火でニクだの野菜だのを焼いて、青島ビールで乾杯。日が落ちたとはいえちょいと涼しすぎたけど、寄せては返す波の音と潮風ですっかり上機嫌。浜辺で話し込む人あり、うたうひとあり、海に落ちるひとあり(流石にちょっと寒かったよ!)。浜辺に一列に並んで青年の主張バリに海に向かって叫んでみたり。

いい感じに酔っぱらってきたところで、夏のうた/海のうたを思いつくままにうたう。『うみ』とか『椰子の実』あたりからだのサザンだのTUBEだの。意外とジュークボックス状態でうたが出てくるひとが多くて盛り上がる。なぜか『森のくまさん』の歌詞が順番通りに歌えなくて苦しんだり、とか。ストーリィが一貫してないから一度抜けると思い出せないんだよねえ…(森のくまさんの謎)。それにしても沖縄音階の曲が浜辺において輝くのは、たんにイメージの刷り込みなのかそれともなにかあるのか。島唄から十九の春までひたすら熱唱。気持ちいいなあ。

今年最初の花火。火薬の匂いはいろんな事を思い出させる。まだ線香花火をしっとりと眺める時期じゃないので、ぎゃあぎゃあいいながらロケット花火を投げつけ合う。ご近所の皆様ごめんなさい…。ちょうどやり終わるころに大粒の雨が降ってきて、大慌てで撤収。「出る」と噂のトンネルをわざと通ったりして帰る。

はー、遊んだ遊んだ。この夏もいい夏になりますように。